電気発破の結線及び配線に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。…
発破の方法 第9問
電気発破の結線及び配線に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 発破母線は、点火するまでは、発破器側の端を長短不ぞろいにしておき、反対側の端を短絡しておく。B 回路の結線箇所や接続箇所は、電流がリークしないよう絶縁テープで巻くなどの措置を講じる。C 電気雷管の脚線の結線方法は、直列結線では一箇所でも断線箇所があると全部が不発となるので、できるだけ直列結線を採用する。D 1mA以下の光電池式導通試験器を用いる場合は、結線後の発破回路の導通試験を火薬類の装てん箇所で行ってもよい。
- (1)A,B
- (2)A,C,D
- (3)B,C
- (4)B,C,D
- (5)C,D
正答 (4)
正答は (4)。B,C,D が適切な記述です。
【適切なもの】
B 回路の結線箇所や接続箇所は、電流がリークしないよう絶縁
テープで巻くなどの措置を講じる
C 直列結線では一箇所でも断線箇所があると全部が不発となる
ので、できるだけ直列結線を採用する
D 1mA以下の光電池式導通試験器を用いる場合は、結線後の
発破回路の導通試験を火薬類の装塡箇所で行ってもよい
【適切でないもの】
A 発破母線は、発破器側の端を短絡し、反対側の端を長短
不ぞろいにしておく → 記述は逆
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【Aの考え方】
発破器側を短絡する
→ 迷走電流が流れ込んでも、そこで折り返して逃げる
雷管側を長短不ぞろいにする
→ 置いたときに触れ合って短絡するのを防ぐ
短絡させたい側と、短絡させたくない側を取り違えないことが要点です。
【Dの例外】
原則 抵抗測定・導通試験は、装塡箇所から30m以上離れた
安全な場所で行う
例外 1mA以下の光電池式導通試験器を用いる場合
光で発電する微弱な電流しか流せないので、原理的に起爆の危険がありません。だから、装塡箇所でそのまま試験できます。
1mA → 例外が認められる水準
0.01A(10mA) → 導通試験器の上限だが、切羽では
使えない
二つの数値を混同しないことが要点です。
【Cの理由づけ】
全部不発になるなら、点火前の抵抗測定で必ず分かります
並列結線では、一部だけが不発になっても測っても気づけないことがあります。中途半端に一部だけ残るほうが、かえって危ないのです。残った不発火薬は、次の掘削で事故を招きます。
加えて、直列ではすべての雷管に同じ電流が流れるという利点もあります。
【Bの絶縁措置】
結線部の心線が地面に触れる、湧水で濡れる、心線どうしが接触する
いずれも、電流が雷管まで届かなくなる原因です。途中で漏れてしまえば、必要な電流が流れず不発になります。
出典:発破技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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