電気雷管80個を直列に結線し、電気発破器によって斉発する場合の最低の電圧として、最も近いものは次のうちどれか。…
発破の方法 第3問
電気雷管80個を直列に結線し、電気発破器によって斉発する場合の最低の電圧として、最も近いものは次のうちどれか。ただし、電気雷管1個当たりの抵抗は1.2Ω(脚線の抵抗を含む。)、発破母線は往復の長さで400mのものを使用し、その1m当たりの抵抗は0.01Ω、補助母線は往復の長さで100mのものを使用し、その1m当たりの抵抗は0.02Ωとする。また、発破器の内部抵抗は0.5Ωで電気雷管1個当たりの所要電流は安全率をみて2Aとする。
- (1)200V
- (2)201V
- (3)203V
- (4)205V
- (5)207V
正答 (4)
正答は (4)。205V です。
【全抵抗を求める】
電気雷管 80個 × 1.2Ω = 96Ω
発破母線 400m × 0.01Ω/m = 4Ω
補助母線 100m × 0.02Ω/m = 2Ω
発破器の内部抵抗 = 0.5Ω
合計 = 96 + 4 + 2 + 0.5 = 102.5Ω
【必要な電圧】
電圧 = 抵抗 × 電流(オームの法則)
102.5 × 2A = 205V
【解く順序】
① 雷管の抵抗(個数 × 1個あたり)
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② 母線の抵抗(長さ × 1mあたり)
③ 発破器の内部抵抗を忘れずに足す
④ 合計抵抗 × 所要電流
【選択肢が1V刻みで並ぶ】
(1) 200V (2) 201V (3) 203V (4) 205V (5) 207V
どれか一つを落とすと、すぐ隣の選択肢になります。
発破器の0.5Ωを落とす → 102Ω → 204V(近いのは203か205)
補助母線の2Ωを落とす → 100.5Ω → 201V(選択肢(2))
母線を両方落とす → 96.5Ω → 193V
一つも落とさず、正確に足すことが求められます。
【発破器の内部抵抗が0.5Ω】
小さい値だが、2Aを掛ければ1Vの差になる
選択肢が1V刻みなので、この1Vが効いてきます。「小さいから無視してよい」とはいきません。
【母線の長さは「往復」で与えられている】
問題文は「往復の長さで400m」と断っています
行きと帰りを合わせた長さです。さらに2倍する必要はありません。
【直列だから足せる】
直列結線では、抵抗はそのまま足し算
すべての雷管に同じ電流が流れるので、電気発破では直列結線が原則です。
出典:発破技士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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