火薬類取扱所に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
火薬類の取扱い 第16問
火薬類取扱所に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)火薬類取扱所は、原則として1消費場所に1箇所設けるが、1日の火薬類消費見込量が火薬類の種類ごとに一定数量以下の消費場所では、火薬類取扱所を設けなくてよい。
- (2)火薬類取扱所では、帳簿を備え、定められた者が、火薬類の受払い及び消費残数量を1日に1度、作業終了後に記録する。
- (3)火薬類取扱所では、発破場所や火工所へ払い出す前に火薬類の異常の有無を点検するほか、必要に応じて導火線の切断を行う。
- (4)火薬類取扱所には平家建の建物を設け、その構造は、盗難及び火災を防ぎ得る構造とする。
- (5)火薬類取扱所に暖房設備を設ける場合は、火薬類の爆発又は発火を防止するための措置を講ずるとともに、燃焼しやすい物と隔離する。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でない記述です。
火薬類取扱所の帳簿には、火薬類の受払い及び消費残数量をその都度記録します。「1日に1度、作業終了後」ではありません。
【なぜその都度なのか】
数が合うことが、火薬類管理の基本
まとめて後から書けば、記憶違いや書き漏らしが生じます。出し入れのたびに記録して初めて、帳簿と現物を突き合わせられます。
火薬類は、一本でも行方が分からなくなれば重大事です。盗難に気づくのが遅れれば、取り返しがつきません。
【ほかの選択肢】
(1) 火薬類取扱所は原則として1消費場所に1箇所設けるが、
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1日の消費見込量が一定数量以下の消費場所では設けなくて
よい 適切
(3) 発破場所や火工所へ払い出す前に火薬類の異常の有無を点検
するほか、必要に応じて導火線の切断を行う 適切
(4) 火薬類取扱所には平家建の建物を設け、その構造は盗難及び
火災を防ぎ得る構造とする 適切
(5) 暖房設備を設ける場合は、爆発又は発火を防止するための
措置を講ずるとともに、燃焼しやすい物と隔離する適切
【1箇所とするわけ】
複数あると、数量の管理ができなくなる
どこにどれだけあるかが分からなくなれば、盗難や紛失に気づけません。出入りを一本化することで、帳簿と現物を突き合わせられます。
(1)の「1箇所」と、(2)の「その都度記録」は、同じ考え方から出ています。どちらも、数を確実に把握するための決まりです。
【平家建でなければならないわけ】
二階建てでは、万一のときに逃げられない
構造が単純なほうが、爆発の力を上に逃がせます。火工所でも同じ要件が定められています。
【導火線の切断】
必要な長さに切りそろえる
取扱所で行う準備作業の一つです。ただし、雷管を取り付ける作業は火工所で行います。
火薬類取扱所 管理、点検、導火線の切断
火工所 雷管の取付け(親ダイを作る)
雷管が付くかどうかが、二つの施設を分ける境目です。
出典:発破技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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