装填に関するAからEまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。…

発破の方法 第5問

装填に関するAからEまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A 正起爆法は、一般的な方法であるが、段発発破においてカットオフとなることがある。B 逆起爆法の場合、発破孔へは、初めに親ダイを、親ダイに挿入した雷管の管底を発破孔の孔底に向け装填し、次に増ダイを必要量装填し、その後込め物で填塞する。C 発破孔はキューレーンまたはブローパイプなどを使用して、くり粉や岩片が孔内に残らないよう孔尻まで十分清掃し、発破孔の位置、方向、深さを点検する。D 明かりの盤下げ発破やベンチ発破のような下向き孔の填塞は、薬包状に成型した込め物を込め棒で押し込む方法が一般的である。E 高温孔における装薬の場合、初めに、発破孔が開放された状態で孔内の温度を測定し、温度が高い場合は、岩盤に水をかける、発破孔または補助孔に注水する等により岩盤の温度を60℃以下に下げてから装填し、装填から点火までの時間をできるだけ短くなるようにする。

正答 (2)
正答は (2)。A,C が適切な記述です。 【適切なもの】 A 正起爆法は一般的な方法だが、段発発破においてカットオフ   となることがある C 発破孔はキューレーンまたはブローパイプなどを使用して、   くり粉や岩片が孔内に残らないよう孔尻まで十分清掃し、位置、方向、深さを点検する 【適切でないもの】 B 逆起爆法では、親ダイに挿入した雷管の管底を孔口の方に   向ける → 「孔底に向け」は誤り D 下向き孔の塡塞は、込め物を投入する方法が一般的   → 「込め棒で押し込む」のは上向き孔・水平孔の方法
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E 高温孔では、岩盤の温度を60℃以下ではなく、より低い温度   まで下げる必要がある 【正起爆法と逆起爆法】 正起爆法 親ダイを口元側に置く        雷管の管底を孔底(増しダイ)の方へ向ける        → 一般的だが、カットオフのおそれ 逆起爆法 親ダイを孔底に置く        雷管の管底を孔口の方へ向ける        → カットオフを防げるが、静電気に弱い 雷管の管底は、装薬列のある方(爆轟を伝えたい方)へ向けるのが原則です。逆起爆法では親ダイが孔底にあるので、増しダイはその手前(孔口側)に並びます。だから管底も孔口を向きます。 【カットオフ】 先に爆発した孔の衝撃で、まだ爆発していない孔の脚線や装薬列が切断されること 正起爆法では親ダイが口元にあるため、その手前の脚線が切られやすいのです。 【Cの清掃が大事なわけ】 孔の底にくり粉(掘りくず)が残っていると、装薬が奥まで届かない 設計した深さまで薬が入らなければ、発破の効きが落ちます。キューレーンやブローパイプで吹き飛ばして、孔尻まで清掃します。 【下向き孔の塡塞】 重力で落ちていくので、投入するだけでよい 上向き孔や水平孔では落ちてしまうので、薬包状に成型して込め棒で押し込みます。向きによって方法が変わります。 【高温孔の危険】 熱によって、爆薬が自然に分解・発火するおそれがある 注水などで冷やし、装填から点火までの時間を短くします。

出典:発破技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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