ボイラーのばね安全弁及び安全弁の排気管に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラーの構造に関する知識 第7問
ボイラーのばね安全弁及び安全弁の排気管に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)安全弁の吹出し圧力は、安全弁が吹出し動作を開始したときの圧力で、吹下がり圧力と吹止まり圧力の和である。
- (2)安全弁軸心から安全弁の排気管中心までの距離は、できるだけ短くする。
- (3)安全弁の取付管台の内径は、安全弁入口径と同径以上とする。
- (4)安全弁は、蒸気流量を制限する構造によって、揚程式と全量式に分類される。
- (5)全量式安全弁は、弁座流路面積で吹出し面積が決まる。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
全量式安全弁の吹出し面積は、弁座流路面積ではなくのど部の面積で決まります。
弁座流路面積(カーテン面積)で決まるのは揚程式のほうです。揚程式は弁体が少ししか持ち上がらないので、弁体の縁と弁座の縁のあいだの円筒状のすき間が流れを絞ります。
全量式は弁体が大きく持ち上がるため、そのすき間はもう狭いところではなくなります。流れを絞っているのは弁座の奥ののど部です。
【安全弁の要点】
区分 蒸気流量を制限する構造によって、揚程式と全量式に分類される
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吹出し圧力 安全弁が吹出し動作を開始したときの圧力。
吹下がり圧力と吹止まり圧力の和である
排気管 安全弁軸心から安全弁の排気管中心までの距離は、できるだけ短くする
取付管台 内径は、安全弁入口径と同径以上とする
【吹出し圧力=吹止まり+吹下がり】
吹き出した弁が閉じるまでに、圧力はいくらか下がる
その下がり幅が吹下がり圧力です。吹止まり圧力に吹下がりを足せば、吹き始めた圧力に戻ります。
【排気管までを短くするわけ】
吹き出すときの反動で、安全弁に無理な力がかかる
長い配管がぶら下がっていれば、その重みと反力が弁の取付部に集中します。
【取付管台を細くしないわけ】
入口より細ければ、そこが先に流れを絞ってしまう
出典:一級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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