ボイラーの自動制御装置の点検に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラーの取扱いに関する知識 第17問
ボイラーの自動制御装置の点検に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)燃料遮断弁は、燃料漏れがないか点検するとともに、電磁コイルの絶縁抵抗を測定することにより、漏電がないか点検する。
- (2)コントロールモータは、これと燃料調節弁及び空気ダンパとの連結機構に、固定ねじの緩み、外れ及び位置のずれがないか点検する。
- (3)オンオフ式圧力調節器は、内蔵しているすべり抵抗器のワイパの接触不良、抵抗線の汚損、焼損、断線などが生じていないか点検する。
- (4)オンオフ式圧力調節器は、動作隙間を小さくしすぎるとハンチングを起こしたり、リレーなどの寿命が短くなるので、適正な動作隙間であるか点検する。
- (5)熱膨張管式水位調整装置の水側連絡管は、十分な放熱状態にあるか点検する。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
すべり抵抗器を内蔵しているのは、オンオフ式ではなく比例式の圧力調節器です。
すべり抵抗器は、ずれの大きさを電気の値に直すための部品です。連続的に燃焼量を加減する比例式にだけ必要で、入れるか切るかしかないオンオフ式には、そもそも付いていません。
【自動制御装置の点検】
燃料遮断弁 燃料漏れがないか点検するとともに、電磁コイルの絶縁抵抗を
測定することにより、漏電がないか点検する
コントロールモータ 燃料調節弁及び空気ダンパとの連結機構に、固定ねじの緩み、
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外れ、位置のずれがないか点検する
比例式圧力調節器 すべり抵抗器のワイパの接触不良、抵抗線の汚損、焼損、
断線などが生じていないか点検する
オンオフ式圧力調節器 動作隙間を小さくしすぎるとハンチングを起こしたり、
リレーなどの寿命が短くなるので、適正な動作隙間か点検する
熱膨張管式水位調整装置 水側連絡管は、十分な放熱状態にあるか点検する
【動作隙間を小さくしすぎるといけないわけ】
入れる圧力と切る圧力が近づき、短い周期で入り切りを繰り返す
そのたびに接点が火花を散らすので、リレーが早く傷みます。
【熱膨張管に放熱が要るわけ】
管が温度差で伸び縮みすることを、そのまま水位の信号に使っている
出典:一級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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