ボイラーのばね安全弁及び逃がし弁の調整及び試験に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうち…
ボイラーの取扱いに関する知識 第14問
ボイラーのばね安全弁及び逃がし弁の調整及び試験に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 安全弁が設定圧力になっても作動しない場合は、直ちにボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを締めて、再度、試験をする。B 過熱器用安全弁は、過熱器の焼損を防ぐため、ボイラー本体の安全弁より後で作動するように調整する。C エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、必要がある場合に出口に取り付け、ボイラー本体の安全弁より高い圧力で作動するように調整する。D 最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合で、各ボイラーの安全弁をそれぞれの最高使用圧力に調整したいときは、圧力の低いボイラー側に蒸気逆止め弁を設ける。
- (1)A,B
- (2)A,B,D
- (3)A,C
- (4)B,C,D
- (5)C,D
正答 (5)
正答は (5)。C,Dが適切です。
【A 適切でない】
設定圧力になっても作動しないということは、吹出し圧力が高すぎるということです。ばねを弱める、つまり調整ボルトを緩めなければなりません。締めれば、さらに高い圧力まで開かなくなります。
【B 適切でない】
過熱器用安全弁は、ボイラー本体の安全弁より先に作動するように調整します。後ではありません。
先に吹けば、過熱器の中を蒸気が流れ続けます。過熱器は燃焼ガスの中に置かれた管なので、流れが止まれば管だけが焼かれます。
【C 適切】
エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、必要がある場合に出口に取り付け、ボイラー本体の安全弁より高い圧力で作動するように調整します。
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【D 適切】
最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合で、各ボイラーの安全弁をそれぞれの最高使用圧力に調整したいときは、圧力の低いボイラー側に蒸気逆止め弁を設けます。
【エコノマイザの逃がし弁を高い圧力にするわけ】
エコノマイザは給水ポンプの圧力を受けるので、本体より圧力が高い
【逆止め弁を入れると別々に調整できるわけ】
高いほうの圧力が、低いほうへ流れ込まなくなる
つながっている限りは低いほうに合わせるしかありませんが、逆流を止めてしまえば、それぞれの圧力で守れます。
出典:一級ボイラー技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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