鋼製蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の自動給水調整装置等に関し、その内容が法令に定められていないものは次のうちどれか…
関係法令 第37問
鋼製蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の自動給水調整装置等に関し、その内容が法令に定められていないものは次のうちどれか。
- (1)自動給水調整装置は、ボイラーごとに設けなければならない。
- (2)低水位警報装置とは、水位が安全低水面以下の場合に、警報を発する装置をいう。
- (3)ボイラーの使用条件により運転を緊急停止することが適さないボイラーには、低水位燃料遮断装置に代えて、低水位警報装置を設けることができる。
- (4)燃料の性質又は燃焼装置の構造により、緊急遮断が不可能なボイラーには、低水位燃料遮断装置に代えて、低水位警報装置を設けることができる。
- (5)貫流ボイラーには、低水位警報装置及び低水位燃料遮断装置を設けなければならない。
正答 (5)
正答は (5)。これが法令に定められていません。
貫流ボイラーに「低水位警報装置及び低水位燃料遮断装置を設けなければならない」という定めはありません。貫流ボイラーについては、別の条文が用意されています。
法令が求めているのは、「起動時にボイラー水が不足している場合、および運転時にボイラー水が不足した場合に、自動的に燃料の供給を遮断する装置またはこれに代わる安全装置」を設けることです。
【貫流ボイラーが別扱いになるわけ】
保有水量がきわめて少なく、「水位」という形で水の量を測れない
ドラムのあるボイラーなら水面の高さで残りが分かりますが、貫流ボイラーは管の中を水が通り抜けていくだけです。測るのは水位ではなく、給水が流れているかどうかになります。
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【自動給水調整装置等について法令が定めていること】
自動給水調整装置 ボイラーごとに設ける
低水位警報装置 水位が安全低水面以下の場合に、警報を発する装置
代えられる場合 運転を緊急停止することが適さないボイラー、または
燃料の性質や燃焼装置の構造により緊急遮断が不可能な
ボイラーでは、低水位燃料遮断装置に代えて低水位警報装置を設けることができる
【警報で代えられる場合が限られるわけ】
止めるほうが安全だが、止めること自体が危ない設備もある
出典:一級ボイラー技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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