ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラーの取扱いに関する知識 第17問
ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)乾燥保存法では、ボイラー内に蒸気や水が浸入しないように、蒸気管及び給水管のフランジ継手部に閉止板を挟むなどにより、外部と確実に遮断する。
- (2)乾燥保存法では、活性アルミナ、シリカゲルなどの吸湿剤を容器に入れてボイラー内の数箇所に置き、ボイラーを密閉する。
- (3)短期満水保存法により10日間程度の期間保存するときは、スラッジなどを排出した後、薬液注入を併用しつつ給水を行い、満水にする。
- (4)長期満水保存法で1か月以上の期間保存する場合に、窒素でシールする方法を併用すると、再熱器や脱気器に対しても防食上有効である。
- (5)窒素封入法の窒素の封入条件は、窒素純度98%以上、封入圧力0.1~0.2MPaとするのが一般的である。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
窒素封入法の封入圧力は、0.1〜0.2MPaではなく0.05〜0.06MPa程度です。窒素純度も、98%以上ではなく99.5%以上が求められます。
ねらいは、中の空気を追い出して酸素に触れさせないことです。高い圧力をかける必要はなく、わずかに陽圧にして外気が入り込まないようにすれば足ります。
【休止中の保存法】
乾燥保存法 ボイラー内に蒸気や水が浸入しないよう、蒸気管及び給水管の
フランジ継手部に閉止板を挟むなどして外部と確実に遮断する。
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活性アルミナ、シリカゲルなどの吸湿剤を容器に入れてボイラー内の数箇所に置き、密閉する
短期満水保存法 10日間程度の期間保存するときは、スラッジなどを排出した後、
薬液注入を併用しつつ給水を行い、満水にする
長期満水保存法 1か月以上の期間保存する場合、窒素でシールする方法を
併用すると、再熱器や脱気器に対しても防食上有効
窒素封入法 窒素純度99.5%以上、封入圧力0.05〜0.06MPa程度
【わずかな陽圧で足りるわけ】
内が外よりほんの少し高ければ、外気は入ってこられない
【純度が高く求められるわけ】
混じっている酸素の分だけ、守りが弱くなる
窒素そのものが守るのではなく、酸素を追い出すことが守りです。だから、どれだけ純粋かがそのまま効き目になります。
出典:一級ボイラー技士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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