蒸発量が280kg/hの炉筒煙管ボイラーに塩化物イオン濃度が15㎎/Lの給水を行い、20kg/hの連続吹出しを行う場合、…
ボイラーの取扱いに関する知識 第19問
蒸発量が280kg/hの炉筒煙管ボイラーに塩化物イオン濃度が15㎎/Lの給水を行い、20kg/hの連続吹出しを行う場合、ボイラー水の塩化物イオン濃度の値は、次のうちどれか。なお、Lはリットルである。
- (1)195㎎/L
- (2)210㎎/L
- (3)225㎎/L
- (4)350㎎/L
- (5)400㎎/L
正答 (3)
正答は (3)。225㎎/Lです。
濃度が一定に保たれているとき、持ち込まれる塩化物イオンと、持ち出される塩化物イオンは釣り合っています。
【給水量】
蒸発した分と、吹出した分を合わせて補うので280 + 20 = 300㎏/h
【持ち込まれる量】
300 × 15 = 4500㎎/h
【持ち出される量】
吹出し20㎏/h に、ボイラー水の濃度Cを掛けた値
20 × C
【釣り合いの式】
20 × C = 4500
C = 225㎎/L
【蒸発した分が出ていかないわけ】
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蒸気になるのは水だけで、塩類は残る
持ち込まれた塩類を外へ出す道は、吹出ししかありません。だから「吹出しが持ち出す量」だけを右辺に置きます。
【給水量が300㎏/hになるわけ】
蒸発したぶんと吹出したぶん、両方を補わなければ水位が下がる
蒸発量280だけを給水量と取り違えると、C=210となり (2) を選ぶことになります。水がどこへ行くのかを数え落とさないでください。
【濃縮の度合い】
225 ÷ 15 = 15倍
給水量に対する吹出し量の割合(20/300 = 1/15)の逆数になっています。
出典:一級ボイラー技士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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