重油バーナに関し、次のうち適切でないものはどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第25問
重油バーナに関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)低圧気流噴霧式油バーナは、4~10kPaの比較的低圧の空気を霧化媒体として燃料油を微粒化するものである。
- (2)ロータリバーナは、高速で回転するカップ状の霧化筒により燃料油を放射状に飛散させ、筒の外周から噴出する空気流によって、微粒化するものである。
- (3)ガンタイプ油バーナは、ファンと圧力噴霧式油バーナとを組み合わせたもので、蒸発量が3t/h程度以下の比較的小容量のボイラーに多く用いられる。
- (4)戻り油形の圧力噴霧式油バーナの油量調節範囲は、非戻り油形のものより狭く、最大油量時の油圧力が2MPa付近のもので、1/2~1程度までである。
- (5)噴霧式油バーナのスタビライザは、燃料噴流と空気の初期混合部で、空気に渦流又は旋回流を与えて燃料噴流との接触を速め、着火を確実にし、燃焼を安定させるものである。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
戻り油形の圧力噴霧式油バーナの油量調節範囲は、非戻り油形より広くなります。狭い、では逆です。
戻り油形は、ノズル(アトマイザの旋回室)へ常に同じだけの油を送り、燃焼量を超える分を油ポンプの吸込み側へ戻します。旋回室へ送る油の量と圧力が変わらないので、炉へ噴く量を減らしても霧の粒は粗くなりません。
非戻り油形では、絞れば油圧も下がり、霧が粗くなります。だから絞れる幅が狭くなります。
【重油バーナ】
低圧気流噴霧式 4〜10kPaの比較的低圧の空気を霧化媒体として微粒化する
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ロータリバーナ 高速で回転するカップ状の霧化筒により燃料油を放射状に
飛散させ、筒の外周から噴出する空気流によって微粒化する
ガンタイプ ファンと圧力噴霧式油バーナを組み合わせたもの。蒸発量が
3t/h程度以下の比較的小容量のボイラーに多く用いられる
スタビライザ 燃料噴流と空気の初期混合部で、空気に渦流または旋回流を
与えて燃料噴流との接触を速め、着火を確実にし、燃焼を安定させる
【油量調節範囲が広いことの意味】
負荷が変わっても、バーナを止めずに追従できる
調節範囲が狭ければ、負荷が下がったときにバーナを止めるしかありません。入り切りを繰り返せば、そのたびに未燃分が出ます。
出典:一級ボイラー技士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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