ボイラーの腐食、劣化及び損傷に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…

ボイラーの取扱いに関する知識 第20問

ボイラーの腐食、劣化及び損傷に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。

正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。 記述の中身は苛性ぜい化の説明です。アルカリ腐食ではありません。 苛性ぜい化は、管と管穴の間などの狭いすき間にボイラー水が浸透し、そこでアルカリの濃度が高くなったときに、金属面の結晶粒界に沿って割れを生じさせる現象です。 アルカリ腐食は、熱負荷の高い管壁とスケールとの間で水酸化ナトリウムが濃縮し、保護被膜を溶かして起こる腐食です。割れではなく、減肉です。 【腐食・劣化・損傷】 ピッチング 米粒から豆粒大の点状の腐食。主として水に溶存する酸素の作用
解説の続きをみる続きを閉じる
グルービング 細長く連続した溝状の腐食。曲げ応力や溶接による応力が        大きく作用する箇所に生じる 苛性ぜい化 狭いすき間でアルカリが濃縮し、結晶粒界に割れを生じさせる アルカリ腐食 管壁とスケールの間で水酸化ナトリウムが濃縮して起こる腐食 圧壊    円筒または球体の部分が外側からの圧力に耐えきれずに急激に       押しつぶされて裂ける。過熱された炉筒上面などに生じる セクションの割れ 鋳鉄製ボイラーで、無理な締付け、不均一な加熱、          急熱急冷による不同膨張などが原因 【点か、溝か、割れか】 ピッチング 点  酸素が犯人 グルービング 溝 応力が犯人 苛性ぜい化 割れ アルカリが犯人 形を見れば、原因の見当がつきます。

出典:一級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「ボイラーの取扱いに関する知識」のほかの問題

  1. 2023年下半期(2024年4月公表) 第20問ボイラーの腐食に関する次の文中の[  ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、適切
  2. 2024年上半期(2024年10月公表) 第18問ボイラー水中の不純物に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次
  3. 2025年上半期(2025年10月公表) 第16問ボイラーの水位検出器の点検及び整備に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
  4. 2025年下半期(2026年4月公表) 第14問ボイラーの安全弁の調整及び試験に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあ
  5. 2023年上半期(2023年10月公表) 第12問ボイラーの運転中の取扱いに関し、次のうち適切でないものはどれか。
  6. 2023年上半期(2023年10月公表) 第20問ボイラーの内面腐食に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次の

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク