ボイラー(小型ボイラーを除く。)の検査及び検査証について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。…
関係法令 第32問
ボイラー(小型ボイラーを除く。)の検査及び検査証について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)落成検査は、構造検査又は使用検査に合格した後でなければ、受けることができない。
- (2)落成検査に合格したボイラー又は所轄労働基準監督署長が落成検査の必要がないと認めたボイラーについては、ボイラー検査証が交付される。
- (3)ボイラー検査証の有効期間は、原則として1年であるが、性能検査の結果により1年未満又は1年を超え2年以内の期間を定めて更新することができる。
- (4)使用を休止したボイラーを再び使用する場合、休止中のボイラーの管理状況が良好なときは、所轄労働基準監督署長は使用再開検査の一部を省略することができる。
- (5)性能検査を受ける者は、検査に立ち会わなければならない。
正答 (4)
正答は (4)。これが法令に沿いません。
管理状況が良好だからといって使用再開検査の一部を省略できる、という定めはありません。
使用再開検査は、検査証の有効期間をこえて休止していたボイラーを、再び使ってよいかを確かめる検査です。その間に何が起きていたかは外から分かりません。だから、改めて一通り確かめます。
【検査と検査証】
落成検査 構造検査または使用検査に合格した後でなければ受けられない
検査証 落成検査に合格したボイラー、または所轄労働基準監督署長が
落成検査の必要がないと認めたボイラーに交付される
解説の続きをみる続きを閉じる
有効期間 原則として1年。性能検査の結果により、1年未満または
1年を超え2年以内の期間を定めて更新することができる
性能検査 受ける者は、検査に立ち会わなければならない
【「立ち会わなければならない」の意味】
検査を受ける側にも、その場にいる義務がある
見てもらうだけでなく、弁を操作したり、状態を説明したりする必要があります。検査は立会いのもとで行うもの、という考え方です。
【有効期間が2年になることもあるわけ】
状態がよいものまで一律に1年で区切る必要はない
「原則1年」の原則という言葉に、この幅が含まれています。
出典:一級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「関係法令」のほかの問題
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第32問ボイラー(小型ボイラーを除く。)の検査及び検査証に関する記述について、法令上、適切でない
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第40問鋳鉄製ボイラー(小型ボイラーを除く。)について、法令に定められていないものは次のうちどれ
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第38問鋼製蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の自動給水調整装置等に関する記述について、法令上
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第36問鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の安全弁に関し、その内容が法令に定められていないもの
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第34問ボイラーの取扱作業に関するAからDまでの記述で、法令上、一級ボイラー技士をボイラーの取扱
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第32問ボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の設置、検査及び検査証に関するAからD
スポンサーリンク

