鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の燃焼安全装置について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。…
関係法令 第40問
鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の燃焼安全装置について、法令上、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)燃焼安全装置とは、異常消火又は燃焼用空気の異常な供給停止が起こったときに、自動的にこれを検出し、直ちに燃料の供給を遮断することができる装置をいう。
- (2)燃焼安全装置は、作動用動力源が断たれた場合に直ちに燃料の供給を遮断することができるものでなければならない。
- (3)燃焼安全装置は、燃焼に先立ち火炎の誤検出がある場合には、燃焼を開始させない機能を有するものでなければならない。
- (4)燃焼安全装置は、作動用動力源が復帰した場合に自動的に燃料供給の遮断が解除されないものでなければならない。
- (5)自動点火式ボイラーの燃焼安全装置は、点火しても火炎の検出ができない場合には、警報を発し、直ちに手動で燃料供給を遮断できるものでなければならない。
正答 (5)
正答は (5)。これが法令に沿いません。
点火しても火炎の検出ができない場合、燃焼安全装置は自動的に燃料の供給を遮断しなければなりません。「警報を発し、直ちに手動で遮断できる」では足りません。
火が立たないまま燃料を送り続ければ、炉の中に未燃の燃料がたまります。人が気づいて操作するまでの数秒が、そのまま危険な時間になります。だから、人の手を待たずに止めます。
【燃焼安全装置について法令が定めていること】
定義 異常消火または燃焼用空気の異常な供給停止が起こったときに、
自動的にこれを検出し、直ちに燃料の供給を遮断することができる装置
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動力源断 作動用動力源が断たれた場合に、直ちに燃料の供給を遮断できること
誤検出 燃焼に先立ち火炎の誤検出がある場合には、燃焼を開始させない機能を
有すること
動力源復帰 作動用動力源が復帰した場合に、自動的に燃料供給の遮断が
解除されないものであること
【動力源が断たれたら止まるわけ】
電気が来なくなったとき、弁が開いたままになっては困る
ばねの力で閉じる構造にしておけば、電気を失った瞬間に閉じます。「何もしなければ安全な側へ倒れる」という考え方です。
【復帰しても自動で戻らないわけ】
停電から復電した瞬間に、誰も見ていない炉へ燃料が流れ出す
人が確かめてから戻す、という筋を通しています。
出典:一級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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