圧力計及び流量計に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラーの構造に関する知識 第9問
圧力計及び流量計に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)ブルドン管式の圧力計は、断面が扁平な管を円弧状に曲げ、その一端を固定し他端を閉じ、その先に歯付扇形片をかみ合わせたものである。
- (2)ブルドン管式の圧力計は、ブルドン管に圧力が加わると管の円弧が広がり、歯付扇形片の動きで小歯車が回転し、指針が圧力を示す。
- (3)面積式流量計は、ベンチュリ管中のフロートを有する可動部が流量の変化に応じて上下する際に、管とフロートとの間の環状面積が流量の二乗に比例することを利用している。
- (4)容積式流量計は、ケーシング内でだ円形歯車を2個組み合わせ、これを流体の流れによって回転させると、歯車とケーシング壁との間の空間部分の量だけ流体が流れ、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。
- (5)差圧式流量計は、流体が流れている管の中にオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の平方根に比例することを利用している。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
面積式流量計は、ベンチュリ管ではなくテーパ管を使います。また、環状面積は流量の二乗ではなく、流量そのものに比例します。
テーパ管は、上に向かって少しずつ太くなる管です。中のフロートは、流れに押し上げられて釣り合う高さで止まります。流量が増えればフロートは上がり、管とフロートのあいだのすき間(環状面積)が広がります。その広がり方が流量に比例するので、目盛は等間隔になります。
【流量計の見分け】
面積式 テーパ管とフロート。環状面積が流量に比例する
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差圧式 オリフィスなどの絞りを入れる。流量は差圧の平方根に比例する
容積式 ケーシング内にだ円形歯車を2個。流量は歯車の回転数に比例する
【平方根が出てくるのは差圧式のほう】
差圧は流速の二乗に比例する
面積式と差圧式で「二乗」の出どころを取り違えさせるのが、この設問の形です。
【ブルドン管式圧力計】
断面が扁平な管を円弧状に曲げ、一端を固定して他端を閉じ、その先に歯付扇形片をかみ合わせる。圧力が加わると円弧が広がり、歯付扇形片の動きで小歯車が回転して、指針が圧力を示す
出典:一級ボイラー技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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