ボイラー水の硬度成分が、Ca²⁺濃度=20.0mg/L、Mg²⁺濃度=6.0mg/Lであるとき、このボイラー水の全硬度の…
ボイラーの取扱いに関する知識 第17問
ボイラー水の硬度成分が、Ca²⁺濃度=20.0mg/L、Mg²⁺濃度=6.0mg/Lであるとき、このボイラー水の全硬度の値に最も近いものは、次のうちどれか。ただし、C、O、Ca、Mgの原子量は、それぞれ12、16、40、24とし、Lはリットルである。
- (1)3.8mgCaCO₃/L
- (2)9.4mgCaCO₃/L
- (3)65.0mgCaCO₃/L
- (4)75.0mgCaCO₃/L
- (5)106.6mgCaCO₃/L
正答 (4)
正答は (4)。75.0mgCaCO3/Lです。
全硬度は、カルシウムもマグネシウムも「炭酸カルシウムに置き換えるとどれだけになるか」に直して足し合わせます。
【炭酸カルシウムの式量】
CaCO₃ = 40 + 12 + 16×3 = 100
【カルシウム分】
20.0 × (100 ÷ 40) = 50.0mgCaCO3/L
【マグネシウム分】
6.0 × (100 ÷ 24) = 25.0mgCaCO3/L
【全硬度】
50.0 + 25.0 = 75.0mgCaCO3/L
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【換算するわけ】
カルシウムとマグネシウムでは、同じ質量でも物質量が違う
硬度が意味するのは「スケールをつくる成分がどれだけあるか」で、効いてくるのは質量ではなく物質量のほうです。そこで、基準となる炭酸カルシウムの質量に置き換えて比べます。
原子量の小さいマグネシウムは、同じ質量でも物質量が多くなります。だから6.0mg/Lでも、換算すれば25.0まで膨らみます。
【外れた答えの読み方】
(3) 65.0 マグネシウムをカルシウムと同じ40で割った形
(2) 9.4 100/40・100/24 を掛けるところを、逆数の 40/100・24/100 を
掛けてしまった形(20.0 × 0.40 + 6.0 × 0.24 = 9.44)
出典:一級ボイラー技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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