全量式安全弁の点検及び整備の要領として、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第9問
全量式安全弁の点検及び整備の要領として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)ボイラーから取り外した安全弁を分解するときは、各調整部の位置を計測し記録したり、合マークを行う。
- (2)分解した部品は、詳細に点検し、付着しているごみやさびは洗浄液で湿らせた布で拭き取る。
- (3)分解した弁体及び弁座は、漏れの有無にかかわらず、すり合わせを行う。
- (4)弁体及び弁座のすり合わせは、定盤及びコンパウンドを使用して行い、弁体と弁座の共ずりはしない。
- (5)すり合わせを行った弁体及び弁座のすり合わせ面に光線を当て、輝いている部分と対照的に影のように見える部分があれば、すり合わせは良好である。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
すり合わせ面に光線を当てたとき、影のように見える部分は当たっていない部分です。当たっていなければ、そこから蒸気が漏れます。
全面が一様に輝いている状態が良好で、影があればすり合わせをやり直します。「対照的に影のように見える部分があれば良好」は、判定が逆です。
【全量式安全弁の点検・整備】
記録 分解する前に各調整部の位置を計測して記録し、合マークを行う
清掃 分解した部品を詳細に点検し、付着しているごみやさびは
洗浄液で湿らせた布で拭き取る
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対象 分解した弁体と弁座は、漏れの有無にかかわらずすり合わせを行う
すり合わせ 定盤とコンパウンドを使用して行い、弁体と弁座の共ずりはしない
判定 光線を当てて、全面が一様に輝いていることを確かめる
【共ずりをしないわけ】
弁体と弁座を直接こすり合わせると、両方の形が同時に崩れる
基準になる面が無くなるので、どちらが狂っているのか分からなくなります。それぞれを平らな定盤に当てて仕上げます。
【漏れていなくてもすり合わせるわけ】
分解して外した時点で、それまでの当たりは崩れている
組み直せば、元とまったく同じ位置・同じ向きには戻りません。
出典:ボイラー整備士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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