ボイラーの安全弁、逃がし弁及び逃がし管に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 第24問
ボイラーの安全弁、逃がし弁及び逃がし管に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)安全弁及び逃がし弁は、内部の圧力が設定圧力に達すると、自動的に弁体が開いて内部の流体を逃がし、圧力の上昇を防ぐものである。
- (2)安全弁及び逃がし弁の弁体が開いたとき、弁体の軸方向の移動量をリフトという。
- (3)全量式安全弁の吹出し量は、のど部の面積で決まる。
- (4)逃がし弁の構造は、安全弁とほとんど変わらないが、蒸気の圧力によって弁体を押し上げて蒸気を逃がすものである。
- (5)逃がし管は、温水ボイラーの安全装置で、ボイラー水の膨張による圧力上昇を防ぐために設けられる。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
逃がし弁が逃がすのは液体です。蒸気ではありません。構造が安全弁とほとんど変わらないのはそのとおりですが、相手が違います。
液体をそのまま大気に吹き出すわけにいかないので、出口側は密閉形にして配管で受けます。気体を相手にする安全弁と、そこが分かれます。
【安全弁・逃がし弁・逃がし管】
はたらき 内部の圧力が設定圧力に達すると、自動的に弁体が開いて内部の
流体を逃がし、圧力の上昇を防ぐ
リフト 弁体が開いたときの、弁体の軸方向の移動量
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全量式 吹出し量は、のど部の面積で決まる
逃がし弁 構造は安全弁とほとんど変わらないが、液体を逃がす
逃がし管 温水ボイラーの安全装置。ボイラー水の膨張による圧力上昇を防ぐ
【逃がし管が弁でないわけ】
常に開いていなければ、膨張した水の逃げ場が無くなる
水は温めると膨らむのに、閉じた容器では逃げ場がありません。その逃げ道をあらかじめ作っておく、という考え方です。だから途中に弁を設けません。
【のど部で決まるわけ】
全量式は弁が大きく開くので、いちばん狭いのど部が流れを決める
揚程式では、弁体と弁座のあいだのすき間(カーテン面積)が決めます。どこまで開くかで、どこが流れを決めるかが変わります。
出典:ボイラー整備士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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