ボイラーの送気系統装置に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 第26問
ボイラーの送気系統装置に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)主蒸気弁は、送気の開始又は停止を行うため、ボイラーの蒸気取出し口又は過熱器の蒸気出口に取り付ける。
- (2)主蒸気弁には、アングル弁、玉形弁、仕切弁などの種類があり、このうち仕切弁は、蒸気が弁内で直線状に流れるため抵抗が小さい。
- (3)2基以上のボイラーが蒸気出口で同一管系に連絡している場合は、通常、主蒸気弁の後に蒸気逆止め弁を設ける。
- (4)気水分離器は、蒸気中に含まれる水分を分離して、湿り度の高い蒸気を得るために設ける。
- (5)メカニカルスチームトラップは、蒸気とドレンの密度差を利用して弁を開閉し、ドレンを排出するもので、作動が迅速確実で信頼性が高い。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
気水分離器が目指すのは、湿り度の低い、乾いた蒸気です。「湿り度の高い蒸気」では逆になっています。
蒸気に水分が混じったまま送り出せば、蒸気管の中で水がたまってウォータハンマを起こし、過熱器に入れば水に溶けていた塩類が残って汚します。水分を取り除くための装置です。
【送気系統装置】
主蒸気弁 送気の開始または停止を行うため、ボイラーの蒸気取出し口
または過熱器の蒸気出口に取り付ける
弁の種類 アングル弁、玉形弁、仕切弁など。仕切弁は蒸気が弁内で
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直線状に流れるため抵抗が小さい
蒸気逆止め弁 2基以上のボイラーが蒸気出口で同一管系に連絡している
場合は、通常、主蒸気弁の後に設ける
気水分離器 蒸気中の水分を分離し、乾いた蒸気を得る
メカニカルスチームトラップ
蒸気とドレンの密度差を利用して弁を開閉し、ドレンを排出する。
作動が迅速確実で信頼性が高い
【蒸気逆止め弁を設けるわけ】
一方のボイラーを止めたとき、他方の蒸気が逆に流れ込むのを防ぐ
流れ込めば、止めたはずのボイラーに圧力がかかります。整備で開ける前に、この弁の役割が効いてきます。
出典:ボイラー整備士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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