ボイラーの機械的清浄作業におけるボイラーの開放及び開放後の点検に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第1問
ボイラーの機械的清浄作業におけるボイラーの開放及び開放後の点検に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)酸素欠乏のおそれがある場合は、あらかじめ酸素量を測定し、18%以下の場合は強制換気などの処置をする。
- (2)水に浸漬する方が容易に剝離する性質のスケールである場合は、全吹出しを行わず、必要最小限の水を残して開放する。
- (3)炉内や煙道各部が十分冷却されていることを確認してから中へ入り、すすの付着状況、灰の堆積状況などを観察する。
- (4)マンホール、掃除穴などの蓋が内蓋式の場合には、内部に落とし込まないようにするため、これらは取り外さない。
- (5)給水内管、気水分離器などの胴内部の装着物は、全て取り外し胴の外へ運び出す。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
内蓋式の蓋も取り外します。取り外さなければ、中を点検することも清掃することもできません。
内蓋式は、内側から圧力で押し付けて密閉する形の蓋です。外すときに手を放せば胴の中へ落ち込むので、ロープなどで支えながら外します。落とさないための工夫はしますが、外さないという選択はありません。
【開放と開放後の点検】
酸素 酸素欠乏のおそれがある場合は、あらかじめ酸素量を測定し、
18%以下の場合は強制換気などの処置をする
水 水に浸けたほうが剝がれやすい性質のスケールなら、全吹出しを
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行わず、必要最小限の水を残して開放する
冷却 炉内や煙道各部が十分冷却されていることを確認してから中へ入り、
すすの付着状況、灰の堆積状況などを観察する
蓋 マンホール、掃除穴などの蓋は、内蓋式でも取り外す。
内部に落とし込まないようにする
装着物 給水内管、気水分離器などの胴内部の装着物は全て取り外し、
胴の外へ運び出す
【水を残して開放することがあるわけ】
乾いて固まったスケールより、濡れたままのほうが剝がれやすい
いったん乾かしてしまうと、こそげ落とすのに手間がかかります。スケールの性質を先に調べておくのは、このためです。
出典:ボイラー整備士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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