ボイラーの燃焼安全装置に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 第27問
ボイラーの燃焼安全装置に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)主安全制御器は、出力リレー、フレームリレー及び安全スイッチの三つの主要部分から成る。
- (2)起動スイッチを押すと、主安全制御器の出力リレーが作動して、バーナモータ、点火用燃料弁、点火用変圧器などに電気信号が送られ、バーナを起動する。
- (3)起動スイッチを押して一定時間内に火炎が検出されないときは、主安全制御器の安全スイッチが作動し燃料が遮断されるが、一定時間経過するとバーナは再起動する。
- (4)硫化鉛セルを用いた火炎検出器は、硫化鉛の抵抗が火炎のフリッカによって変化する電気的特性を利用して火炎を検出する。
- (5)フレームロッドを用いた火炎検出器は、火炎中に電圧をかけた電極を挿入すると電流が流れることを利用して火炎を検出する。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
安全スイッチが作動して燃料を遮断したあと、一定時間経過してもバーナは再起動しません。手で復帰(リセット)の操作をしない限り、止まったままです。
火炎が立たないまま燃料を送れば、炉の中に未燃の燃料がたまります。そこへあとから火が入れば炉内爆発になります。自動で何度も点火を試みるしくみにすれば、その危険を繰り返すことになります。
人が見に行き、原因を確かめてから戻す。そのために、あえて手動復帰にしてあります。
【燃焼安全装置のしくみ】
主安全制御器 出力リレー、フレームリレー、安全スイッチの三つの主要部分
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から成る
起動時 起動スイッチを押すと出力リレーが作動し、バーナモータ、
点火用燃料弁、点火用変圧器などに電気信号が送られ、バーナを起動する
失火時 一定時間内に火炎が検出されないと安全スイッチが作動し、
燃料を遮断する。復帰は手動
【火炎検出器】
硫化鉛セル 硫化鉛の抵抗が、火炎のフリッカ(ちらつき)によって変化する
電気的特性を利用する
フレームロッド 火炎中に電圧をかけた電極を挿入すると電流が流れることを
利用する
【ちらつきを見るわけ】
炉壁の赤熱は明るくても、ちらつかない
明るさだけを見ていると、火が消えても赤く焼けた炉壁を火炎と取り違えます。
出典:ボイラー整備士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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