ボイラーの休止中の保存法に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 第28問
ボイラーの休止中の保存法に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)休止期間中に凍結のおそれがある場合には、乾燥保存法が採用される。
- (2)乾燥保存法では、ボイラー本体と給水管、蒸気管などとの連絡を遮断した上で、ボイラー内を十分乾燥し、適量の乾燥剤を入れてから各部の穴を密閉する。
- (3)満水保存法は、休止期間が6か月以上の長期にわたる場合に採用される。
- (4)満水保存法では、ボイラーの内面の腐食を防止するため、清缶剤を適量溶け込ませた水でボイラー内部を満たす。
- (5)乾燥保存法では、ボイラーの内面の腐食を防止するため、ボイラーペイントを塗布する場合がある。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
満水保存法は、比較的短い期間の休止に用いる方法です。6か月以上の長期には向きません。長期の休止や凍結のおそれがある場合は、乾燥保存法を採ります。
水を張ったままにすれば、どれだけ薬品を効かせても、時間とともに水質は変わっていきます。長く置くなら、そもそも水を抜いてしまうほうが確かです。
【休止中の保存法】
乾燥保存法 長期の休止や、凍結のおそれがある場合に採用する
ボイラー本体と給水管、蒸気管などとの連絡を遮断したうえでボイラー内を十分乾燥し、適量の乾燥剤を入れてから
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各部の穴を密閉する
内面の腐食を防ぐため、ボイラーペイントを塗布する場合がある
満水保存法 比較的短期の休止に採用する
内面の腐食を防ぐため、清缶剤を適量溶け込ませた水でボイラー内部を満たす
【凍結のおそれがあるとき乾燥保存法を採るわけ】
水は凍ると膨らみ、胴や管を内側から押し破る
満水にしたまま凍らせれば、保存どころか壊すことになります。
【連絡を遮断するわけ】
他の系統から蒸気や水が流れ込めば、せっかく乾かした中が濡れる
【乾燥剤を入れるわけ】
完全に乾かしたつもりでも、わずかな湿気が残る
出典:ボイラー整備士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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