ボイラーの酸洗浄における腐食の発生及び防止に関し、次のうち適切でないものはどれか。…

ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第6問

ボイラーの酸洗浄における腐食の発生及び防止に関し、次のうち適切でないものはどれか。

正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。 温度差による腐食を防ぐのは、薬品を加えることではなく、洗浄液の温度を均一に保つことです。そもそも炭酸ナトリウムはアルカリで、酸洗浄のあとの中和に使う薬品です。酸の液に加えれば、酸そのものを打ち消してしまいます。 【酸洗浄で腐食が起きるしくみ】 濃淡電池 洗浄液の濃度に著しい差が生じると、濃い側と薄い側で電池ができる 温度差  温度に差があるところでも同じように電池ができる 残留応力 応力の残る部分には、電気化学的腐食が発生するおそれがある
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濃度の差、温度の差、応力の差。差があれば電流が流れ、流れ出す側が溶けます。どれも「むらをつくらない」ことが対策になります。 【防ぎ方】 インヒビタ 酸による腐食を防ぐ抑制剤。スケールの組成や処理条件に       適合したものを選んで洗浄剤に添加する 事前検討  スケールの分析と溶解試験の結果から、潤化処理やアンモニア洗浄の       要否、還元剤の使用量を決める 【インヒビタとは】 地金の表面に膜をつくり、酸が地金を侵すのを抑える薬品 スケールは溶かし、地金は守る。この使い分けができるので、酸洗浄が成り立っています。

出典:ボイラー整備士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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