ボイラーの附属設備に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 第25問
ボイラーの附属設備に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)エコノマイザは、一般にフィン付き鋼管又はステンレス鋼管と管寄せにより構成されている。
- (2)エコノマイザ管の水側は、油燃焼の場合は、燃料に含まれる硫黄分による低温腐食が発生しやすい。
- (3)空気予熱器は、排ガスの余熱を回収して燃焼用空気を余熱することによりボイラーの効率を高める機器である。
- (4)放射形過熱器は、燃焼炉(火炉)に設置して主として火炎の放射熱により蒸気を過熱する。
- (5)一般に、中小型ボイラーでは、鋼管形やプレート(鋼板)形の熱交換式(伝導式)空気予熱器が使用され、大型ボイラーでは、再生式空気予熱器が使用されている。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
低温腐食が起きるのは、エコノマイザ管のガス側です。水側ではありません。
燃料に含まれる硫黄分は、燃えて硫黄酸化物になります。これが排ガス中の水分と結びついて硫酸になり、温度の下がった伝熱面で結露して金属を侵します。硫黄は燃料の側から来るので、腐食はガスの当たる面に起こります。
【低温腐食が起きやすい場所】
エコノマイザや空気予熱器の、排ガスの出口側
熱を回収する装置ほど排ガスを冷やします。冷やすほど結露しやすくなる、という関係があり、効率を上げることと腐食を避けることは引き合っています。
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【ボイラーの附属設備】
エコノマイザ 排ガスの余熱を回収して給水の温度を高める。
フィン付き鋼管またはステンレス鋼管と管寄せで構成される
空気予熱器 排ガスの余熱を回収して燃焼用空気を予熱する。
中小型ボイラーでは鋼管形やプレート形の熱交換式(伝導式)、大型ボイラーでは再生式が使われる
過熱器 飽和蒸気をさらに加熱して過熱蒸気にする。
放射形は燃焼炉(火炉)に設置し、主として火炎の放射熱で過熱する
【放射形と対流形】
放射形 火炎からの放射熱を受ける。火炉の中に置く
対流形 燃焼ガスの流れから熱を受ける。ガスの通り道に置く
置く場所が違えば、熱の受け取り方も変わります。
出典:ボイラー整備士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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