ボイラーの指示器具類に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 第26問
ボイラーの指示器具類に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)ブルドン管圧力計では、断面が扁平なブルドン管に圧力が加わり管の円弧が広がると、歯付扇形片が動いて小歯車が回転し、指針が圧力を示す構造である。
- (2)ブルドン管圧力計のコックは、ハンドルが管軸と同一方向になった場合に開くように取り付けなければならない。
- (3)ガラス水面計は、ボイラーの安全低水面の位置が、ガラス面の可視範囲の中央の位置と同じ高さになるように取り付ける。
- (4)丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力1MPa以下の丸ボイラーなどに用いられる。
- (5)差圧式流量計は、流体が流れている管の中に絞りを挿入すると、入口と出口との間に流量の二乗に比例する圧力差が生じることを利用している。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
ガラス水面計は、安全低水面がガラスの可視範囲の下端に来るように取り付けます。中央ではありません。
安全低水面は「ここを下回ってはいけない」という線です。可視範囲の下端に置いておけば、水位がガラスから見えなくなった時点で、安全低水面を割ったと判断できます。中央に置くと、ガラスの下半分に水が見えている状態でもすでに危険水位を下回っていることになり、見誤ります。
【指示器具類】
ブルドン管圧力計 断面が扁平なブルドン管に圧力が加わると管の円弧が広がり、
解説の続きをみる続きを閉じる
歯付扇形片が動いて小歯車が回転し、指針が圧力を示す
コック ハンドルが管軸と同一方向になった場合に開くように取り付ける
丸形ガラス水面計 主として最高使用圧力1M㎩以下の丸ボイラーなどに用いる
差圧式流量計 流れている管の中に絞りを挿入すると、入口と出口との間に
流量の二乗に比例する圧力差が生じることを利用する
【コックの向き】
ハンドルが管と同じ向きなら開、横を向いていれば閉
近づかなくても、外から見て開閉が分かるようにするためです。
【差圧式流量計の「二乗に比例」】
流量が2倍になれば、圧力差は4倍になる
だから目盛は等間隔にならず、小さい流量のところが読みにくくなります。
出典:ボイラー整備士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識」のほかの問題
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第26問ボイラーの送気系統装置に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第24問ボイラーの附属設備に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第22問ボイラーの材料に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第30問ボイラーの外面腐食の原因に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第28問ボイラーの休止中の保存法に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第26問ボイラーの給水装置に関し、次のうち適切でないものはどれか。
スポンサーリンク

