全量式安全弁の点検及び整備の要領に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、(1)~(5)のう…

ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第9問

全量式安全弁の点検及び整備の要領に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A ボイラーから取り外した安全弁を分解するときは、各調整部の位置を計測して記録したり、合マークを行う。B 弁体及び弁座のすり合わせは、定盤及びコンパウンドを使用して行い、コンパウンドは、仕上げ用の場合、♯500でスピンドル油で流れ出さない程度に練ったものを使用する。C 分解した弁体及び弁座は、漏れの有無にかかわらず、すり合わせを行う。D すり合わせを行った弁体及び弁座のすり合わせ面に光線を当て、輝いている部分と対照的に影のように見える部分があれば、すり合わせは良好と判断する。

正答 (4)
正答は (4)。A,Cが適切です。 【B 適切でない】 仕上げのすり合わせには、♯500より細かい番手のコンパウンドを使います。番手の数字が大きいほど粒が細かく、仕上がりの面が滑らかになります。粗い粒で仕上げると、細かい傷が残って蒸気が漏れます。 【D 適切でない】 すり合わせ面に光線を当てたとき、影のように見える部分は当たっていない部分です。当たっていなければそこから漏れます。全面が一様に輝いている状態が良好で、影があれば、すり合わせをやり直します。 【A 適切】 分解する前に各調整部の位置を計測して記録し、合マークを付けます。安全弁は吹出し圧力や吹止り差が調整部の位置で決まるので、元に戻せなければ組み直せません。
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【C 適切】 分解した弁体と弁座は、漏れの有無にかかわらずすり合わせを行います。分解して外した時点で当たりは崩れているためです。 【合マークとは】 部品どうしの向きを合わせるために、またいで付ける印 同じ部品でも、向きが変われば当たりが変わります。

出典:ボイラー整備士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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