ボイラーのドラムの内側並びに煙管及び水管の水側の清浄作業に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第2問
ボイラーのドラムの内側並びに煙管及び水管の水側の清浄作業に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)手作業での清浄作業は、主にカッタヘッドやワイヤブラシを使用し、やむを得ずスケールハンマを使用するときは、刃先は鋭利なものを準備する。
- (2)水管以外の部分の清浄作業は、主に手工具を用いて作業を行うが、必要に応じ、電動クリーナーなどの機械工具を使用する。
- (3)水管をチューブクリーナを用いて清浄する場合は、予備調査を行い、水管の長さやくびれた部分等の位置を確認し、チューブ先端がその部分に届く直前の位置をフレキシブルチューブに標示しておく。
- (4)吹出し管、給水管、安全弁などの附属品及びその管台や取付部は、内面を清掃するが、特に圧力計、水面計、自動制御系検出用の穴は、完全に清掃する。
- (5)清浄作業終了後は水洗し、作業で除去したスケールや異物は、容器に集めて搬出し、ボイラー内に残留物がないことを確認する。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。
スケールハンマの刃先は、鋭利にしてはいけません。鋭い刃先は母材に食い込み、伝熱面に傷をつけます。その傷が腐食や割れの起点になります。
【スケールハンマの使い方】
刃先は鈍くしておく(鋭利にしない)
母材を叩かず、スケールだけを叩き落とす
使うのはやむを得ないときに限る
清浄作業でいちばん避けたいのは、汚れを落とす代わりに伝熱面を痛めることです。道具の選び方も、その順で考えます。
【清浄に使う道具】
カッタヘッド 硬いスケールを削り取る
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ワイヤブラシ こすり落とす
電動クリーナーなどの機械工具 水管以外の部分でも必要に応じて使う
スケールハンマ やむを得ないときだけ。刃先は鈍いもの
【チューブクリーナで水管を掃除するとき】
あらかじめ予備調査を行い、水管の長さやくびれた部分の位置を確かめる
チューブ先端がその部分に届く直前の位置を、フレキシブルチューブに標示する
くびれに突っ込むと工具が抜けなくなります。標示は、そこで止めるための目印です。
【附属品の穴】
圧力計、水面計、自動制御系の検出用の穴は完全に清掃する
これらの穴が詰まると、圧力や水位が正しく伝わりません。計器が嘘をつく状態になるので、他の場所より念入りに掃除します。
【作業終了後】
水洗し、除去したスケールや異物は容器に集めて搬出する
ボイラー内に残留物がないことを確認する
出典:ボイラー整備士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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