ボイラーの炉壁材及び保温材等に用いる補修用材料に関するAからEまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(…
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に使用する器材、薬品等に関する知識 第14問
ボイラーの炉壁材及び保温材等に用いる補修用材料に関するAからEまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A 高アルミナ質耐火れんがは、粘土質耐火れんがより耐火度及び高温での耐荷重性が高い。B 普通れんがは、耐荷重性は低いが耐火度が高いため、外だきボイラーの築炉の外装などに用いられる。C 保温材は、その使用温度により、適当な材質を選ぶ。D 発泡プラスチック保温材では、ポリスチレンフォームの方がフェノールフォームより使用温度が高い。E 管路で送られる流体の管路の繋ぎ部からの漏れ止めに用いる充てん物を、ガスケットという。
- (1)A,B,C
- (2)A,C,E
- (3)A,D,E
- (4)B,C
- (5)B,D,E
正答 (2)
正答は (2)。A,C,Eが適切です。
【A 適切】
高アルミナ質耐火れんがは、粘土質耐火れんがより耐火度が高く、高温での耐荷重性も優れています。アルミナ分が多いほど高温に耐えます。
【B 適切でない】
普通れんが(赤れんが)は耐火度が低い材料です。だから外装など、直接火に当たらない場所に使います。「耐火度が高い」という部分が逆です。
【C 適切】
保温材は使用温度により材質を選びます。温度を超えると縮んだり焦げたりして、保温の役目を果たさなくなります。
【D 適切でない】
フェノールフォームのほうが、ポリスチレンフォームより使用温度が高い材料です。ポリスチレンフォームは低い温度で軟化します。
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【E 適切】
管路の継ぎ目からの漏れを止めるために挟む充てん物をガスケットといいます。回転部や往復動部の軸まわりに詰めるものはパッキンです。
【耐火れんがの種類】
粘土質 一般的。価格が安い
高アルミナ質 耐火度・高温耐荷重性が高い
けい石質 高温での耐荷重性が高いが、急熱急冷に弱い
【保温材の使用温度の目安】
ポリスチレンフォーム 低い(70〜80℃程度)
フェノールフォーム 中程度(130℃程度)
けいそう土、けい酸カルシウム、ロックウール 高温に使える
【ガスケットとパッキン】
ガスケット 動かない面どうしの間に挟む(フランジ継手など)
パッキン 動く部分をふさぐ(弁棒、ポンプ軸など)
同じ「漏れ止め」でも、動くか動かないかで呼び分けます。
出典:ボイラー整備士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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