板厚が18mmのボイラー(小型ボイラーを除く。)の胴の長手継手を溶接したとき、試験板について行う機械試験の種類として、法…
関係法令 第40問
板厚が18mmのボイラー(小型ボイラーを除く。)の胴の長手継手を溶接したとき、試験板について行う機械試験の種類として、法令上、適切なものは次のうちどれか。
- (1)自由曲げ試験、側曲げ試験及び裏曲げ試験
- (2)硬さ試験、側曲げ試験及び裏曲げ試験
- (3)引張試験、側曲げ試験及び自由曲げ試験
- (4)引張試験、表曲げ試験及び裏曲げ試験
- (5)引張試験、表曲げ試験及び側曲げ試験
正答 (4)
正答は (4)。引張試験、表曲げ試験及び裏曲げ試験です。
試験板について行う機械試験の種類は、試験板の厚さで決まります。
【機械試験の種類】
厚さ19mm未満の試験板
引張試験、表曲げ試験及び裏曲げ試験
厚さ19mm以上の試験板
引張試験、裏曲げ試験(突合せ両側溶接が行われたものは表曲げ試験とすることができる)及び側曲げ試験
板厚18mmは19mm未満なので、引張試験、表曲げ試験、裏曲げ試験です。
【厚い板で側曲げ試験になるわけ】
厚い板をそのまま表裏に曲げると、曲げきれない
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断面(側面)を外にして曲げれば、板厚が薄い方向に曲げることになり、試験ができます。
【三つの曲げ試験】
表曲げ 溶接の表側を外にして曲げる
裏曲げ 裏側を外にして曲げる
側曲げ 断面(側面)を外にして曲げる
【曲げ試験で何が分かるか】
溶接部の延性
硬くもろければ、曲げたときに外側が割れます。
【合格基準】
試験片の溶接部の外側に、長さ3mmを超える割れが生じないこと
縁の角にできる小さな割れは除きます。
【引張試験の合格基準】
試験片の引張強さが、母材の常温における引張強さの最小値以上
母材の部分で切れた場合は、その引張強さが最小値の95%以上で、かつ溶接部に欠陥がなければ合格とみなされます。
【硬さ試験が入っていないわけ】
法令で定める試験板の機械試験は、引張試験と曲げ試験
硬さ試験は溶接部の調査には使いますが、この場面では出てきません。
出典:普通ボイラー溶接士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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