クレーンの運転及び玉掛けの業務に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。…
関係法令 第12問
クレーンの運転及び玉掛けの業務に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
- (1)床上操作式クレーン運転技能講習の修了で、つり上げ荷重8tの床上運転式クレーンである天井クレーンの運転の業務に就くことができる。
- (2)床上運転式クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許では、つり上げ荷重6tの無線操作方式の橋形クレーンの運転の業務に就くことができない。
- (3)クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許では、つり上げ荷重30tのアンローダの運転の業務に就くことができない。
- (4)クレーンの運転の業務に係る特別の教育の受講では、つり上げ荷重4tの機上で運転する方式の天井クレーンの運転の業務に就くことができない。
- (5)玉掛けの業務に係る特別の教育の受講で、つり上げ荷重2tのポスト形ジブクレーンで行う0.9tの荷の玉掛けの業務に就くことができる。
正答 (2)
正答は (2)。これが正しい記述です。
床上運転式クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許で運転できるのは、床上で運転し、かつ運転者が荷とともに移動しない方式のクレーンです。無線操作方式の橋形クレーンは、これに当たらないので就くことができません。
【免許と資格の区分】
つり上げ荷重5t以上 クレーン・デリック運転士免許
つり上げ荷重5t未満 特別の教育を修了した者でもよい
床上操作式クレーン 床上操作式クレーン運転技能講習でもよい
玉掛け(つり上げ荷重1t以上) 玉掛け技能講習を修了した者
解説の続きをみる続きを閉じる
【免許の限定】
限定なし クレーンもデリックも運転できる
クレーン限定 デリックは運転できない
床上運転式限定 床上で運転し、運転者が荷とともに移動しない方式に限る
【床上操作式と床上運転式の違い】
床上操作式 運転者が荷とともに移動する(ペンダントスイッチなど)
床上運転式 床上で運転するが、荷とともには移動しない
名前が似ていますが、荷について歩くかどうかで分かれます。
【当てはめる】
(1) 床上操作式技能講習で床上運転式クレーン → 就けない 誤り
(2) 床上運転式限定免許で無線操作方式の橋形クレーン
→ 就けない 正しい
(3) クレーン限定免許で30tのアンローダ → クレーンなので就ける 誤り
(4) 特別の教育で4tの天井クレーン → 5t未満。就ける 誤り
(5) 玉掛け特別の教育で、2tのクレーンの0.9tの玉掛け
→ 機械が1t以上。就けない 誤り
【玉掛けの基準】
荷の質量ではなく、機械のつり上げ荷重で決まる
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「関係法令」のほかの問題
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第12問クレーンに係る作業を行う場合における、つり上げられている荷又はつり具の下への労働者の立入
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第20問つり上げ荷重10tのデリック(以下、本問において「デリック」という。)の使用に関する記述
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第18問つり上げ荷重4tのデリック(以下、本問において「デリック」という。)の使用等に関する記述
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第16問つり上げ荷重10tの転倒するおそれのあるジブクレーン(以下、本問において「クレーン」とい
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第14問つり上げ荷重10tの転倒するおそれのあるジブクレーン(以下、本問において「クレーン」とい
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第12問クレーンに係る作業を行う場合における、つり上げられている荷の下への労働者の立入りに関する
スポンサーリンク

