クレーンの使用に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。…
関係法令 第16問
クレーンの使用に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
- (1)油圧を動力として用いるクレーンの安全弁については、原則として、つり上げ荷重に相当する荷重をかけたときの油圧に相当する圧力以下で作用するように調整しておかなければならない。
- (2)クレーンの直働式の巻過防止装置については、つり具の上面又は当該つり具の巻上げ用シーブの上面とドラムその他当該上面が接触するおそれのある物(傾斜したジブを除く。)の下面との間隔が0.05m以上となるように調整しておかなければならない。
- (3)ジブクレーンについては、クレーン明細書に記載されているジブの傾斜角(つり上げ荷重が3t未満のジブクレーンにあっては、これを製造した者が指定したジブの傾斜角)の範囲をこえて使用してはならない。
- (4)労働者からクレーンの安全装置の機能が失われている旨の申出があったときは、すみやかに、適当な措置を講じなければならない。
- (5)クレーン検査証を受けたクレーンを用いて作業を行うときは、当該作業を行う場所に、当該クレーンのクレーン検査証を備え付けておかなければならない。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
油圧を動力として用いるクレーンの安全弁は、つり上げ荷重ではなく最大の定格荷重に相当する荷重をかけたときの油圧に相当する圧力以下で作用するように調整します。
つり上げ荷重にはつり具の質量が含まれます。そこを基準にすると、実際に荷を載せられる限界より高いところで弁が働くことになり、守りが甘くなります。
【クレーンの使用について定められていること】
安全弁 最大の定格荷重に相当する荷重をかけたときの油圧に相当する
圧力以下で作用するように調整する
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巻過防止装置 直働式のものは、つり具の上面または巻上げ用シーブの上面と、
接触するおそれのある物の下面との間隔を0.05m以上とする
(直働式以外のものは0.25m以上)
ジブの傾斜角 クレーン明細書に記載されている範囲をこえて使用しない
(つり上げ荷重3t未満のものは、製造した者が指定した範囲)
申出 労働者から安全装置の機能が失われている旨の申出があったときは、
すみやかに適当な措置を講じる
検査証 クレーン検査証を受けたクレーンを用いて作業を行うときは、
その場所に検査証を備え付けておく
【直働式だけ0.05mでよいわけ】
つり具が直接スイッチを押すので、応答が速い
間接の型式は、ドラムの回転を数えて位置を割り出すため、遅れが出ます。そのぶん余裕を大きく取ります。
【ジブの傾斜角に上限と下限があるわけ】
寝かせすぎれば転倒し、立てすぎればジブが後ろへ倒れる
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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