クレーンの電動機の制御に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…
原動機及び電気に関する知識 第26問
クレーンの電動機の制御に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)直接制御は、容量の大きな電動機では制御器のハンドル操作が重くなるので使用できない。
- (2)間接制御では、シーケンサーを使用することにより、直接制御に比べ、いろいろな自動運転や速度制御を容易に行うことができる。
- (3)巻線形三相誘導電動機の半間接制御は、電流の多い一次側を電磁接触器で間接制御し、電流の比較的少ない二次側を直接制御器で直接制御する方式である。
- (4)コースチングノッチは、制御器の第1ノッチとして設けられ、ブレーキには通電しないで電動機にのみ通電して、ブレーキを緩めるものである。
- (5)ゼロノッチインターロックは、各制御器のハンドルが停止位置になければ、主電磁接触器を投入できないようにしたものである。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
コースチングノッチは、ブレーキにだけ通電して電動機には通電せず、ブレーキを緩めるものです。設問は逆になっています。
ブレーキだけを緩めれば、荷は自分の重さで静かに下りはじめます。その惰性(コースチング)を使って、荷の位置を細かく合わせます。電動機に通電してしまっては、惰性で動かす意味がありません。
【電動機の制御】
直接制御 容量の大きな電動機では、制御器のハンドル操作が重くなるので
使用できない
間接制御 シーケンサーを使用することにより、直接制御に比べ、
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いろいろな自動運転や速度制御を容易に行うことができる
半間接制御 巻線形三相誘導電動機で、電流の多い一次側を電磁接触器で
間接制御し、電流の比較的少ない二次側を直接制御器で直接制御する方式
コースチングノッチ 制御器の第1ノッチとして設け、電動機には通電せず
ブレーキにのみ通電してブレーキを緩める
ゼロノッチインターロック 各制御器のハンドルが停止位置になければ、
主電磁接触器を投入できないようにしたもの
【ゼロノッチインターロックが要るわけ】
ハンドルを倒したまま電源を入れると、いきなり動き出す
停電から復旧したときなどに、その場にいる人が巻き込まれます。必ずゼロに戻してからでなければ入らない、という仕掛けで防ぎます。
【第1ノッチに置かれるわけ】
ハンドルを少し倒しただけで使える位置にある
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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