公的年金の遺族給付について、次のうち最も不適切なものはどれか。…
第2問(記述の選択) (39)
公的年金の遺族給付について、次のうち最も不適切なものはどれか。
- (1)被用者年金制度に加入歴がなく、国民年金の第1号被保険者として受給資格期間が12年(144月)ある老齢基礎年金の受給者が66歳で死亡した場合、所定の要件を満たす子のある配偶者または子は、遺族基礎年金を受給することができる。
- (2)厚生年金保険の被保険者期間中に死亡した夫の遺族基礎年金と遺族厚生年金を受給していた子のある妻が、子が18歳到達年度の末日を迎えて遺族基礎年金を受給することができなくなった場合、妻の年齢が40歳以上65歳未満であれば、その時から妻が65歳になるまで遺族厚生年金に中高齢寡婦加算が加算される。
- (3)遺族厚生年金を受給していた者が65歳になり、自身の老齢厚生年金も受給することができるようになった場合、老齢厚生年金が全額支給され、遺族厚生年金は支給が停止される。ただし、遺族厚生年金の額が老齢厚生年金の額より高い場合、その差額が支給される。
正答 (1)
正答は (1)。これが不適切です。
老齢基礎年金の受給権者が死亡した場合に遺族基礎年金が支給されるのは、その人の受給資格期間が25年以上ある場合です。受給資格期間が12年(144月)では、老齢基礎年金は受け取れていても、遺族基礎年金の要件を満たしません。
【ほかの選択肢】
(2) 遺族厚生年金を受ける子のある妻が、子が18歳到達年度の末日を過ぎて遺族基礎年金を受けられなくなった場合、そのとき40歳以上65歳未満であれば、65歳になるまで遺族厚生年金に中高齢寡婦加算が加算されます。 適切
(3) 65歳以降に遺族厚生年金と自分の老齢厚生年金の両方を受けられるときは、老齢厚生年金が全額支給され、遺族厚生年金はそれを上回る差額だけが支給されます。 適切
解説の続きをみる続きを閉じる
【あわせて覚える】
老齢基礎年金の受給資格期間は2017年8月から10年に短縮されましたが、遺族年金の長期要件(受給権者・受給資格期間満了者の死亡)は25年以上のままです。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2021年5月 (39)出典元ページ
最終更新日
「第2問(記述の選択)」のほかの問題
- 2019年5月 (40)日本国内に居住する個人に係る外貨建金融商品の課税関係について、次のうち最も不適切なものは
- 2021年1月 (26)金融商品販売法上の「重要事項の説明義務」について、次のうち最も適切なものはどれか。なお、
- 2022年1月 (32)小切手の支払呈示について、次のうち最も不適切なものはどれか。
- 2022年5月 (38)国民年金の第1号被保険者の保険料の納付猶予制度および免除制度について、次のうち最も適切な
- 2024年5月 (25)金融商品取引法上の行為規制に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、本問に
- 2019年1月 (31)既に発行されている利付国債(年利率1.2%、残存期間5年、購入価格99.40円、額面金額
スポンサーリンク

