預金の差押えの重複について、例えば、顧客の有する普通預金200万円に対して債権者Aから100万円、債権者Bから( ㋐ )…
第1問(語句の選択) (6)
預金の差押えの重複について、例えば、顧客の有する普通預金200万円に対して債権者Aから100万円、債権者Bから( ㋐ )万円の差押えが行われた場合を差押えの競合という。差押えが競合した場合、金融機関は差押えに係る金銭債権の全額に相当する金額を供託( ㋑ )。差押債権者は、( ㋒ )に対して差押命令が送達された日から( ㋓ )を経過したときは、その差し押えた債権を取り立てることができるが、供託されたときには、この取立てはできない。
- (1)㋐: 50 ㋑: することができる ㋒: 債務者(預金者) ㋓: 5日間
- (2)㋐: 100 ㋑: しなければならない ㋒: 第三債務者(金融機関) ㋓: 3日間
- (3)㋐: 150 ㋑: しなければならない ㋒: 債務者(預金者) ㋓: 1週間
- (4)㋐: 200 ㋑: することができる ㋒: 第三債務者(金融機関) ㋓: 10日間
正答 (3)
正答は (3)。これが正しい組合せです。
㋐ 150:差押えの競合は、複数の差押えの請求額の合計が、差し押さえられた債権(ここでは預金200万円)を超える場合をいいます。Aの100万円にBの150万円を足すと250万円となり、200万円を超えるので競合します。Bが50万円や100万円では合計が200万円以下で、競合にはなりません。
㋑ しなければならない:差押えが競合したときは、第三債務者(金融機関)は、差押えに係る金銭債権(預金)の全額に相当する金銭を供託しなければなりません(民事執行法第156条第2項、義務供託)。競合していない場合の供託は「できる」(権利供託)にとどまります。
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㋒ 債務者(預金者)・㋓ 1週間:差押債権者は、債務者に差押命令が送達された日から1週間を経過すると、差し押さえた債権を取り立てることができます(民事執行法第155条第1項)。起算点は第三債務者への送達ではない点に注意しましょう。
【ほかの選択肢】
(1) ㋐「50」、㋑「することができる」、㋓「5日間」が誤り。
(2) ㋐「100」、㋒「第三債務者」、㋓「3日間」が誤り。
(4) ㋑「することができる」、㋒「第三債務者」、㋓「10日間」が誤り。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2022年5月 (6)出典元ページ
最終更新日
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