新型コロナウイルス感染症は、2020年に続いて2021年の世界経済にも大きな影響を及ぼした。経済活動水準は、新規感染者数…
第1問(語句の選択) (10)
新型コロナウイルス感染症は、2020年に続いて2021年の世界経済にも大きな影響を及ぼした。経済活動水準は、新規感染者数の増減などで振れを伴いつつも徐々に回復していき、主要先進国のなかでは最初に( ㋐ )の実質GDPが感染拡大前の水準を回復した。一方で、2021年に問題となったのが世界的な( ㋑ )であった。この背景には、経済活動水準が回復していくなかで、コロナ禍のために毀損した供給体制の整備が遅れたために需要と供給のバランスが変化したことや、( ㋒ )したことなどがある。
- (1)㋐: 米国 ㋑: インフレーション(インフレ)率の上昇 ㋒: 脱炭素の取組みが進むなかで原油価格が上昇
- (2)㋐: イギリス ㋑: 株価の大幅な下落 ㋒: 貿易・人権問題を主因とする米中対立が激化
- (3)㋐: 米国 ㋑: 物価の下落(デフレーション(デフレ)) ㋒: 脱炭素の取組みが進むなかで原油価格が下落
- (4)㋐: イギリス ㋑: インフレーション(インフレ)率の上昇 ㋒: 中東地域での紛争発生により原油価格が上昇
正答 (1)
正答は (1)。これが正しい組合せです。
㋐ 米国:米国は大規模な財政出動とワクチン接種の進展で回復が早く、2021年4〜6月期に実質GDPが感染拡大前の水準を回復しました。主要先進国では最初です。
㋑ インフレーション(インフレ)率の上昇:2021年は、経済活動の再開で需要が急に戻った一方、コロナ禍で傷んだ生産・物流などの供給体制の立て直しが遅れ、世界的に物価上昇率が高まりました。
㋒ 脱炭素の取組みが進むなかで原油価格が上昇:脱炭素の流れで化石燃料への新規投資が抑えられたことなどもあって、需要の回復に供給が追いつかず、原油など資源の価格が上がりました。
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【ほかの選択肢】
(2) ㋐「イギリス」、㋑「株価の大幅な下落」、㋒「米中対立」が誤り。2021年の主要国の株価は総じて上昇しました。
(3) ㋑「物価の下落(デフレ)」と㋒「原油価格が下落」が誤り。
(4) ㋐「イギリス」と㋒「中東地域での紛争」が誤り。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2022年5月 (10)出典元ページ
最終更新日
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