景気動向指数について、次のうち最も不適切なものはどれか。…
第2問(記述の選択) (29)
景気動向指数について、次のうち最も不適切なものはどれか。
- (1)景気動向指数とは、生産、雇用などさまざまな経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、景気の現状把握および将来予測に資するために内閣府が作成し、毎月公表する指標である。
- (2)景気動向指数には、CI(コンポジット・インデックス)とDI(ディフュージョン・インデックス)があり、DIは構成する指標のうち、改善している指標の割合を算出することで景気の各経済部門への波及の度合いを測定することを主な目的とする。
- (3)景気動向指数の採用系列において、有効求人倍率(除学卒)は遅行系列、完全失業率(逆サイクル)は一致系列に採用されている。
正答 (3)
正答は (3)。これが不適切です。
景気動向指数の採用系列では、有効求人倍率(除学卒)は一致系列、完全失業率(逆サイクル)は遅行系列です。記述は逆になっています。雇用の指標でも、求人の動きは景気とほぼ同時に動き、失業率は景気に遅れて動く傾向があります。
【ほかの選択肢】
(1) 景気動向指数は、生産・雇用など景気に敏感に反応する指標の動きをまとめて、景気の現状把握と将来の予測に役立てるために内閣府が作り、毎月公表しています。 適切
(2) CIは主に景気の変動の大きさやテンポ(量感)を、DIは採用系列のうち改善している指標の割合で景気の波及の度合い(波及度)を測ります。 適切
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【採用系列の例】
先行系列 新規求人数(除学卒)、新設住宅着工床面積、東証株価指数、消費者態度指数など
一致系列 生産指数(鉱工業)、有効求人倍率(除学卒)、商業販売額など
遅行系列 完全失業率、家計消費支出、法人税収入、消費者物価指数など
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2022年5月 (29)出典元ページ
最終更新日
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