表面利率が年1.7%、償還期間10年、発行価格99.5円(額面金額100円)の固定利付債券の利回りについて、次のうち最も…
第2問(記述の選択) (34)
表面利率が年1.7%、償還期間10年、発行価格99.5円(額面金額100円)の固定利付債券の利回りについて、次のうち最も不適切なものはどれか。なお、利回りは%表示で、小数点以下第3位を四捨五入し、税金・手数料等は考慮しないものとする。
- (1)当該債券を発行時に購入した場合の応募者利回りは、1.76%である。
- (2)当該債券を発行時に購入し、4年後に債券価格が96.27円に下落した時点で売却した場合の所有期間利回りは、0.90%である。
- (3)当該債券を発行から6年後に債券価格が99.27円に下落した時点で購入した場合の最終利回りは、1.52%である。
正答 (3)
正答は (3)。これが不適切です。
利回りは「(1年当たりの利子+1年当たりの差損益)÷購入価格×100」で求めます。
【計算】
(1) 応募者利回り={1.7+(100-99.5)÷10}÷99.5×100=1.75÷99.5×100=1.758…→ 1.76%
(2) 所有期間利回り={1.7+(96.27-99.5)÷4}÷99.5×100=(1.7-0.8075)÷99.5×100=0.8925÷99.5×100=0.897…→ 0.90%
(3) 最終利回り(残存期間は10年-6年=4年)={1.7+(100-99.27)÷4}÷99.27×100=(1.7+0.1825)÷99.27×100=1.896…→ 1.90%
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(3)の最終利回りは1.90%で、1.52%ではありません。額面より安く買うと償還差益が出るので、最終利回りは表面利率1.7%より高くなるはずです。
【ほかの選択肢】
(1) 応募者利回りは1.76%で、記述のとおりです。 適切
(2) 所有期間利回りは0.90%で、記述のとおりです。 適切
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2023年5月 (34)出典元ページ
最終更新日
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