相続に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
第2問(記述の選択) (36)
相続に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)相続人が、相続について単純承認したものとみなされた場合であっても、熟慮期間内であれば、相続の放棄を行うことができる。
- (2)相続の放棄を行った者の子は、被相続人の直系卑属であっても、放棄者を代襲相続することはない。
- (3)相続人が限定承認を行う場合、原則として、自己のために相続の開始があったことを知った時から4カ月以内に、その旨を家庭裁判所に申述しなければならない。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切です。
相続の放棄をした人は、はじめから相続人でなかったものとみなされます(民法第939条)。代襲相続が起きるのは、相続人が相続開始前の死亡、欠格、廃除で相続権を失った場合に限られるので、放棄した人の子が代わりに相続すること(代襲相続)はありません。
【ほかの選択肢】
(1) 相続財産の全部または一部を処分したときなどは、単純承認したものとみなされます(法定単純承認)。いったん単純承認したものとみなされると、熟慮期間内であっても、相続の放棄はできません。 不適切
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(3) 限定承認は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3カ月以内に、家庭裁判所に申述しなければなりません。共同相続人の全員が共同して行う必要があります。「4カ月以内」が誤りです。 不適切
【期限の整理】
相続の放棄・限定承認 3カ月以内(家庭裁判所に申述)
所得税の準確定申告 4カ月以内
相続税の申告・納付 10カ月以内
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 2級学科試験 2023年5月 (36)出典元ページ
最終更新日
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