資産Aと資産Bで運用するポートフォリオのリスク(標準偏差)について、次のうち最も適切なものはどれか。なお、資産Aと資産B…
第2問(記述の選択) (31)
資産Aと資産Bで運用するポートフォリオのリスク(標準偏差)について、次のうち最も適切なものはどれか。なお、資産Aと資産Bのリスク(標準偏差)、相関係数は次のとおりである。
- (1)資産Aを50%、資産Bを50%組み入れたポートフォリオのリスクは、12%よりも小さい。
- (2)資産Aを50%、資産Bを50%組み入れたポートフォリオのリスクは、12%である。
- (3)資産Aを50%、資産Bを50%組み入れたポートフォリオのリスクは、12%よりも大きい。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切です。
表から、資産Aのリスク(標準偏差)は14%、資産Bは10%、AとBの相関係数は-0.5です。2つの資産を組み合わせたポートフォリオのリスクは、次の式で求めます。
分散=(0.5×14)²+(0.5×10)²+2×0.5×0.5×(-0.5)×14×10
=49+25-35=39
リスク(標準偏差)=√39≒6.2%
組入比率で加重平均した値は 0.5×14%+0.5×10%=12% ですが、実際のリスクは約6.2%で、12%よりずっと小さくなります。
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【ほかの選択肢】
(2) リスクが加重平均の12%にちょうどなるのは、相関係数が+1(2つの資産がまったく同じ向きに動く)のときだけです。 不適切
(3) 相関係数は-1から+1の範囲なので、ポートフォリオのリスクが加重平均を上回ることはありません。 不適切
【分散投資の効果】
相関係数が+1より小さければ、リスクは加重平均より小さくなります。相関係数が小さい(マイナスに近い)ほど、値動きが打ち消し合い、リスクを下げる効果が大きくなります。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 3級学科試験 2019年5月 (31)出典元ページ
最終更新日
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