手形の裏書について、次のうち最も不適切なものはどれか。…
第2問(記述の選択) (33)
手形の裏書について、次のうち最も不適切なものはどれか。
- (1)振出人が手形に「指図禁止」と記載しても、所持人は、裏書によって手形上の権利を移転させることができる。
- (2)裏書が白地式であるときは、所持人は、自己の名称または他人の名称をもって白地を補充することができる。
- (3)約束手形の裏書人は、支払を担保しない旨の文言を記載しない限り、支払を担保する。
正答 (1)
正答は (1)。これが不適切です。
振出人が手形に「指図禁止」(裏書禁止)と書いた手形は、裏書によって権利を移すことができません(手形法11条2項)。権利を移すには、債権を譲り渡すときの一般の方法(指名債権の譲渡の方法と、その効力)によるしかありません。
【ほかの選択肢】
(2) 適切。白地式裏書(被裏書人の名前を書かない裏書)を受けた所持人は、白地の部分に自分の名前を書いても、他人の名前を書いてもかまいません(手形法14条2項)。
(3) 適切。約束手形の裏書人は、「支払を担保しない」などの反対の文言を書かない限り、手形の支払を担保します(手形法15条)。振出人が払わなかったときは、所持人から請求(遡求)を受けることになります。
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【裏書の効力】
権利移転の効力 手形の権利が被裏書人に移る
担保の効力 裏書人が支払を担保する
資格授与の効力 裏書が続いていれば、所持人は権利者と推定される
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 3級学科試験 2022年1月 (33)出典元ページ
最終更新日
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