金融機関における守秘義務に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
第2問(記述の選択) (22)
金融機関における守秘義務に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)金融機関が、顧客に対して負う守秘義務は、道義的な義務であり、法的な義務ではない。
- (2)金融機関が、税務調査のために税務署から顧客の取引内容について照会を受けた場合、当該顧客の同意を得ずに回答しても守秘義務違反に問われることはない。
- (3)金融機関が、主債務者の委託を受けた保証人から、主債務の履行状況に関する情報の提供を求められた場合、当該情報の提供にあたっては、主債務者の同意を得なければならない。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切です。
金融機関は顧客の情報を外に漏らさない守秘義務を負いますが、法令に基づく照会に応じる場合は、顧客の同意がなくても守秘義務違反にはなりません。税務署の職員は、税務調査のために金融機関に質問・検査を行う権限を法律で与えられており(国税通則法第74条の2など)、金融機関がこれに応じて回答することは正当な行為です。
【ほかの選択肢】
(1) 金融機関の守秘義務は、商慣習や顧客との契約に基づく法的な義務と考えられています。単なる道義的な義務ではなく、違反すれば損害賠償責任を負うことがあります。 不適切
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(3) 民法第458条の2(2020年4月施行)により、主債務者の委託を受けた保証人から請求があったときは、債権者は、主債務の元本・利息などの不履行の有無や残額などの情報を、遅滞なく提供しなければなりません。法律上の義務なので、主債務者の同意は不要です。 不適切
【あわせて覚える】
守秘義務が免除される例 法令に基づく照会(税務調査、裁判所の調査嘱託、捜査機関の照会など)、顧客本人の同意がある場合
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 3級学科試験 2023年1月 (22)出典元ページ
最終更新日
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