運材索道による運材の作業に関し、適切でないものは次のうちどれか。…
林業架線作業に関する知識 第17問
運材索道による運材の作業に関し、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)制動機の操作や運材機の運転では、搬器の配列の状態をよく記憶し、各搬器の走行位置の変化に応じて制動などを調節することにより、設計上定められた運行速度を確保する。
- (2)制動機は、操作中に発熱することがあるが、発熱した場合は丸太を用いて制動する。
- (3)実搬器の荷外し場所への到着の合図は、指名された者が行い、実搬器の到着後は、荷が完全に停止してから荷外し作業を開始する。
- (4)荷外し作業で搬器のグリップを解除したり緊締するときは、手又は専用の用具によって行う。
- (5)運材機の運転中は、常にえい索の状態をよく観察し、断線、形くずれ、押しつぶれ、損傷などの発見に努める。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
制動機が発熱したときは、水をかけて冷やすか、使用を一時休止して温度が下がるのを待ちます。丸太を用いて制動するものではありません。
丸太を当てれば、制動輪も丸太も傷み、制動そのものが効かなくなります。搬器が止まらなくなれば、下部盤台へ突っ込みます。
【ほかの選択肢】
(1) 制動機の操作や運材機の運転では、搬器の配列の状態をよく
記憶し、各搬器の走行位置の変化に応じて制動などを調節する
ことにより、設計上定められた運行速度を確保する 適切
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(3) 実搬器の荷外し場所への到着の合図は指名された者が行い、
到着後は荷が完全に停止してから荷外し作業を開始する
適切
(4) 荷外し作業で搬器のグリップを解除したり緊締するときは、
手又は専用の用具によって行う 適切
(5) 運材機の運転中は、常にえい索の状態をよく観察し、断線、
形くずれ、押しつぶれ、損傷などの発見に努める 適切
【制動機が熱を持ったら】
水をかけて冷やす / 休ませて温度が下がるのを待つ
摩擦で止めている以上、熱が出るのは避けられません。冷やすか、休ませるかの二つしかありません。
【グリップをハンマでたたかない】
グリップが傷み、効かなくなる
効かなくなれば搬器がえい索から外れます。(4)のように、手か専用の用具で扱います。
【えい索を観察する】
断線 / 形くずれ / 押しつぶれ / 損傷
えい索は、みぞ車を何度も回り、搬器のグリップにくわえられ、発進と制動のたびに衝撃を受けます。いちばん傷みやすい索です。運転しながら目で追います。
【搬器の配列を記憶する】
連送式では、いくつもの搬器が同じ索の上を走る
どこに何台あるかが分からなければ、制動の加減ができません。
出典:林業架線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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