運材索道の組立てに関し、適切でないものは次のうちどれか。…
林業架線作業に関する知識 第18問
運材索道の組立てに関し、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)えい索緊張用みぞ車は、その直径とえい索の間隔が異なる場合もあるので、幅出しブロックでえい索の間隔を無理なく調整できる位置に取り付ける。
- (2)ワイヤロープの架設作業や運材作業の支障となる立木などは、路線に沿って伐開し、通常2~3mの幅を確保する。
- (3)支柱の位置における主索の屈折角が大きいときには、2連以上の門型支柱を架線方向に並置・結合して支点数を多くし、屈折角を小さく、10°までとする。
- (4)木製支柱を建てるときは、地形に余裕がある所では、地上で組み立てたものを引き起こし、地形の急峻な所や狭い所では、側柱、真柱、側柱と順次、補助材を使いながら柱を組み立てる。
- (5)制動機は、通常、荷降ろし作業を行う作業者が操作しやすい位置に、作業中に動揺したり移動したりしないように堅固に据え付ける。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
制動機は、一般に上部盤台の近くに据え付けます。「荷降ろし作業を行う作業者が操作しやすい位置」ではありません。
【制動機と運材機の位置】
制動機 上部盤台の近く(送り出す側で速度を抑える)
運材機 下部盤台(引き下ろす側)
荷を送り出すところで速度を抑えるので、送り出す側にあります。荷降ろし側ではありません。
【ほかの選択肢】
(1) えい索緊張用みぞ車は、その直径とえい索の間隔が異なる場合も
あるので、幅出しブロックでえい索の間隔を無理なく
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調整できる位置に取り付ける 適切
(2) 架設作業や運材作業の支障となる立木などは、路線に沿って
伐開し、通常2~3mの幅を確保する 適切
(3) 主索の屈折角が大きいときには、2連以上の門型支柱を架線
方向に並置・結合して支点数を多くし、屈折角を10°まで
とする 適切
(4) 木製支柱を建てるときは、地形に余裕がある所では地上で
組み立てたものを引き起こし、急峻な所や狭い所では、側柱、
真柱、側柱と順次、補助材を使いながら組み立てる 適切
【屈折角は10°まで】
折れ曲がりが大きいと、そこに力が集中し、索が傷む
屈折角が大きくなりそうなときは、門型支柱を2連以上並べて支点の数を増やし、一か所あたりの折れを小さくします。「30°以上とする」と書いた選択肢が別の回に出ますが、逆です。
【伐開の幅】
通常2~3m
索を通し、搬器が荷をつって通るだけの幅が要ります。広く切りすぎれば、山を荒らします。
【木製支柱の建て方】
地形に余裕がある所 地上で組み立てて引き起こす
急峻な所や狭い所 側柱、真柱、側柱と順次組み立てる
引き起こすには、柱を寝かせておく場所と、引く距離が要ります。
【幅出しブロック】
えい索の間隔を、みぞ車の間隔に合わせて広げる滑車
出典:林業架線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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