法令上、林業架線作業主任者の選任が義務付けられている作業は次のうちどれか。…
関係法令 第21問
法令上、林業架線作業主任者の選任が義務付けられている作業は次のうちどれか。
- (1)原動機の定格出力7.5kW、支間の斜距離の合計100m、最大使用荷重180kgの機械集材装置による集材の作業
- (2)原動機の定格出力7.5kW、上下両支点の高低差80mで支間の斜距離の合計320m、最大使用荷重150kgの運材索道による運材の作業
- (3)原動機の定格出力6kW、支間の斜距離の合計330m、搬器間隔110mで搬器ごとの最大積載荷重65kgの連送式運材索道の修理の作業
- (4)原動機の定格出力7.6kW、上下両支点の高低差50mで支間の斜距離の合計200m、最大使用荷重120kgの運材索道の解体の作業
- (5)原動機の定格出力7.5kW、支間の斜距離の合計340m、最大使用荷重170kgの機械集材装置の解体の作業
正答 (4)
正答は (4)。この作業に選任が義務付けられています。
原動機の定格出力が7.6kWで、7.5kWを超えています。
【林業架線作業主任者の選任が要る規模】
次のいずれか一つに当たるもの
原動機の定格出力が7.5kWを超える
支間の斜距離の合計が350m以上
最大使用荷重が200kg以上
【ほかの選択肢】
(1) 7.5kW(超えない)、100m、180kg → どれも当たらない
(2) 7.5kW(超えない)、320m、150kg → どれも当たらない
(3) 6kW、330m、連送式(間隔110m、搬器ごと65kg)
解説の続きをみる続きを閉じる
330 ÷ 110 = 3台 → 65 × 3 = 195kg
→ 200kg未満で当たらない
(5) 7.5kW(超えない)、340m、170kg → どれも当たらない
【境目の読み方】
原動機 7.5kWを超える → ちょうど7.5kWは入らない
(1)(2)(5)はいずれもちょうど7.5kW。(4)だけが7.6kWで、
0.1の差で分かれます。
【連送式の最大使用荷重】
最大使用荷重 = 搬器ごとの最大積載荷重 × 索道上の搬器の数
搬器の数 = 支間の斜距離の合計 ÷ 搬器と搬器との間隔
(割り切れないときは切り上げる)
(3) 330 ÷ 110 = 3 → 3台
65 × 3 = 195kg → 200kgに5kg足りない
惜しい数字が並べてあります。計算してみるほかありません。
【高低差は関係ない】
(2)と(4)に「上下両支点の高低差」が書かれている
判定に使うのは、出力・斜距離の合計・最大使用荷重の三つだけです。使わない数字が混ぜてあるのに気をつけます。
【対象となる作業】
組立て、解体、変更、修理
これらの設備による集材、運材の作業
(4)は「解体」ですから、対象の作業に当たります。
出典:林業架線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「関係法令」のほかの問題
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第23問林業架線作業に関する記述のうち適切でないものは、次のうちどれか。
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第21問法令上、林業架線作業主任者の選任が義務付けられている作業は次のうちどれか。
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第29問機械集材装置のワイヤロープに関するAからDまでの記述について、法令上、使用禁止とされてい
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第27問機械集材装置及び運材索道について、見やすい箇所に表示しなければならない事項として、法令に
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第26問林業における業務に係る特別教育に関するA~Dの記述で、その内容が法令に定められているもの
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第25問機械集材装置及び運材索道に関するA~Dの記述で、その内容が法令に定められていないもののみ
スポンサーリンク

