ワイヤロープの端末加工、継ぎ方などに関する記述のうち適切でないものは、次のうちどれか。…
機械集材装置及び運材索道に関する知識 第8問
ワイヤロープの端末加工、継ぎ方などに関する記述のうち適切でないものは、次のうちどれか。
- (1)ロングスプライスは、索継ぎした箇所のワイヤロープの直径が太くならず、引張り強さもほとんど低下しない。
- (2)圧縮止めは、ワイヤロープ端を曲げて形成したアイの首部にアルミ合金のスリーブをはめ、強く圧縮したものである。
- (3)ショートスプライスは、索継ぎした箇所のワイヤロープの直径がほとんど太くならないが、引張り強さはやや低下する。
- (4)アイスプライスは、ワイヤロープの端末を曲げて輪を作る加工法である。
- (5)クリップ止めは、張力側に座金を当て、クリップは規定数以上を使用して止める方法で、強度は80%前後である。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
ショートスプライスは、索継ぎした箇所の直径が太くなります。「ほとんど太くならない」が誤りです。
【二つのスプライス】
ロングスプライス 長い距離をかけて継ぐ。
直径が太くならず、引張強さの低下も少ない。滑車を通せる
ショートスプライス 短い距離で継ぐ。
直径が太くなるので、滑車を通せない
長くかけて継げば太くならず、短く済ませれば太くなる。名前のとおりの関係です。エンドレス索のように滑車を通る索は、ロングスプライスで継ぎます。
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【ほかの選択肢】
(1) ロングスプライスは、索継ぎした箇所の直径が太くならず、
引張り強さもほとんど低下しない 適切
(2) 圧縮止めは、ワイヤロープ端を曲げて形成したアイの首部に
アルミ合金のスリーブをはめ、強く圧縮したもの 適切
(4) アイスプライスは、ワイヤロープの端末を曲げて輪を作る加工法
適切
(5) クリップ止めは、張力側に座金を当て、クリップは規定数以上を
使用して止める方法で、強度は80%前後 適切
【端末の加工】
アイスプライス 端末を曲げて輪(アイ)を作り、素線を
編み込む
圧縮止め アイの首部にアルミ合金のスリーブをはめて
圧縮する
クリップ止め Uボルトと鞍金で締め付ける。強度は80%
前後
【クリップの向き】
鞍(座金)を張力側に、Uボルトを端末側に
逆にすると、Uボルトが張力のかかる索を押しつぶして傷めます。「Uボルトは死に索側」と覚えます。
【クリップ止めの強度が落ちるわけ】
索を締めつけて摩擦で留めるだけ
編み込むスプライスに比べると弱くなります。そのぶん、現場ですぐに作れるのが利点です。規定の数を、規定の間隔で使います。
出典:林業架線作業主任者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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