機械集材装置の集材機に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。…
林業架線作業に関する知識 第11問
機械集材装置の集材機に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)集材機の据付け場所は、主索の直下付近を避け、ガイドブロックの飛来などの危険のない所、落石や出水による被害を受けるおそれのない所とする。
- (2)集材機は平坦な場所に据え付け、集材機の直近のガイドブロックと、集材機のドラムの中心及びドラムの一方の端をそれぞれ結ぶ二つの直線のなす角度(フリートアングル)を2°以内に保つ。
- (3)架線集材機械を集材機として使用する場合は、逸走や転倒・転落を防止する必要がある。
- (4)集材機には、作業索と直角の方向に力が作用することはなく、横方向への移動防止措置は不要である。
- (5)荷上索及び引戻索の端末は、集材機ドラムに確実に固定するとともに、ドラムに巻き取る索の長さは最大に引き出した場合でも2巻き以上が残る長さとする。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
集材機には、作業索と直角の方向にも力が作用します。横方向への移動を防ぐ措置は必要です。
索は一本ではありません。荷上索、引戻索、エンドレス索がそれぞれ別の向きに張られ、荷の位置によって向きも変わります。真正面にだけ引かれる、ということはありません。
【ほかの選択肢】
(1) 据付け場所は、主索の直下付近を避け、ガイドブロックの飛来
などの危険のない所、落石や出水による被害を受けるおそれの
ない所とする 適切
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(2) 平坦な場所に据え付け、直近のガイドブロックと、ドラムの
中心及びドラムの一方の端をそれぞれ結ぶ二つの直線のなす
角度(フリートアングル)を2°以内に保つ 適切
(3) 架線集材機械を集材機として使用する場合は、逸走や転倒・
転落を防止する必要がある 適切
(5) 荷上索及び引戻索の端末は集材機ドラムに確実に固定し、
最大に引き出した場合でも2巻き以上が残る長さとする
適切
【フリートアングル】
ガイドブロックから見て、索がドラムの中心線からどれだけ
横へ振れるかを表す角
2°以内に保つ
ドラムの中心と、ドラムの一方の端を結んだ二つの線のなす角です。「ドラムの両端」ではありません。
【2巻き以上残すわけ】
索の端はドラムに留めてあるが、そこだけでは持たない
ドラムに巻き付いた摩擦が力を受け持っています。巻きが少なくなると、端の留め具に力が集中して抜けます。
【据付け場所】
主索の直下付近を避ける
ガイドブロックの飛来、落石、出水の危険がない
索が切れたときに、どこへ飛ぶかを考えて置き場所を決めます。
【横方向の力への備え】
アンカや台付け索で、前後だけでなく横にも動かないようにする
前へ引かれる力だけを考えて後ろを固めても、横へずれます。
出典:林業架線作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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