機械集材装置の解体及び撤収に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。…
林業架線作業に関する知識 第15問
機械集材装置の解体及び撤収に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。ただし、当該機械集材装置は、従来型のエンドレスタイラー式索張り方式のものとする。
- (1)主索支持金具の主索押さえや主索を架設した後に取り付けた附属器具を最初に取り外し、次に索を緩め、架設の手順とは逆の手順で機材と器具を外し、員数を確認しながら整理し、取りまとめる。
- (2)引締索で固定している主索は、集材機のドラムを使って保持して引締索の固定箇所を外し、引締索を緩めることによって降下させ、地面まで降ろしてから主索クランプを外す。
- (3)主索を収納するときは、集材機のドラムを使って手繰り寄せ、巻枠に巻くかループ状にして巻き重ねる。
- (4)立木を利用した元柱などの支柱では、ブロック類や当て木などを外し、ナイロンロープなどを使って地上に降ろした後、控索のアンカの固定を外す。
- (5)林内に配置したガイドブロックは、見落としがないよう位置と個数を明確にした上で、作業索を撤収する前に撤収する。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
林内に配置したガイドブロックは、作業索を撤収した後に外します。作業索を撤収する前ではありません。
先に外してしまうと、索が地面を這って木や岩に引っかかり、かえって撤収が難しくなります。
【解体の順序】
① 主索押さえや、架設した後に取り付けた附属器具を外す
② 索を緩める
③ 架設と逆の手順で機材と器具を外す
④ 員数を確認しながら整理する
架設の巻き戻しが基本です。ガイドブロックは、索を通したものですから、索を抜いてから外します。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(1) 主索押さえや附属器具を最初に取り外し、次に索を緩め、
架設の手順とは逆の手順で外し、員数を確認しながら整理する
適切
(2) 引締索で固定している主索は、ドラムで保持して引締索の固定
箇所を外し、緩めて降下させ、地面まで降ろしてから主索
クランプを外す 適切
(3) 主索を収納するときは、ドラムを使って手繰り寄せ、
巻枠に巻くかループ状にして巻き重ねる 適切
(4) 立木を利用した元柱などの支柱では、ブロック類や当て木などを
外し、地上に降ろした後、控索のアンカの固定を外す 適切
【主索と作業索で収め方が違う】
主索 ドラムで手繰り寄せ、巻枠に巻くかループ状に束ねる
作業索 ドラムに全部巻き込んだ後、必要に応じて巻枠へ
主索は太く長いので、ドラムには収まりません。
【(4)の順序が大事なわけ】
控索を先に外すと、支柱が倒れる
樹上の滑車や当て木を外し、人が降りてから、最後に控索の固定を外します。控索は最後まで生かしておくのが鉄則です。
【地面に下ろしてから外す】
高いところで金具を外すのは危ない
索を緩めて地面まで降ろし、それから外します。
【員数の確認】
林内に金具を一つでも残せば、山に捨ててきたことになる
位置と個数を控えておきます。
出典:林業架線作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「林業架線作業に関する知識」のほかの問題
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第15問機械集材装置の解体及び撤収に関するA~Dの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは次の
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第13問機械集材装置の控索に関し、適切でないものは次のうちどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第11問機械集材装置の集材機の据付けに関するAからDまでの記述のうち、適切でないもののみを全て挙
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第19問運材索道のアンカに関する記述のうち適切でないものは、次のうちどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第17問運材索道の組立てに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第15問機械集材装置の解体及び撤収に関するA~Dの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは次の
スポンサーリンク

