運材索道の索、搬器などに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
機械集材装置及び運材索道に関する知識 第7問
運材索道の索、搬器などに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)えい索には、搬器の走行時の張力や搬器の発進、制動による衝撃荷重がかかり、直径が主索の1/2程度のワイヤロープが多く使用される。
- (2)えい索緊張用みぞ車は、えい索に適当な緊張を与えるために設けられるもので、みぞ車の直径はえい索の直径の50~100倍、みぞの深さはえい索の直径の1.5~2倍程度とする。
- (3)制動機は、えい索を巻き付けるみぞ車と同軸の放熱盤を、ライニングを付けた鋼製バンドで締め付けて制動するもので、放熱盤の過熱を防ぐために水冷式とすることがある。
- (4)主索支持金具には、主索のみを支持するものと、えい索を支持するローラーを備えたものがある。
- (5)搬器は、走行部、えい索取付け部及び荷付け部からなり、材をつり下げて主に主索の上を走行する。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
制動機で制動帯(バンド)が締め付けるのは、みぞ車と同軸の制動輪(ブレーキドラム)です。放熱盤ではありません。
放熱盤は、制動で生じた熱を逃がすために設けられたもので、そこを締め付けるわけではありません。
【制動の仕方】
ブレーキドラムの外側を制動帯で締め付ける → バンド式
円板を両側から挟む → ディスク式
締め付ける相手と、熱を逃がす部分は別です。この回の問1でも、ディスクブレーキとシューブレーキを取り違えた選択肢が出ており、同じ仕掛けです。
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【ほかの選択肢】
(1) えい索には、走行時の張力や発進・制動による衝撃荷重がかかり、
直径が主索の2分の1程度のワイヤロープが多く使用される
適切
(2) えい索緊張用みぞ車の直径はえい索の直径の50~100倍、
みぞの深さはえい索の直径の1.5~2倍程度とする 適切
(4) 主索支持金具には、主索のみを支持するものと、えい索を支持
するローラーを備えたものがある 適切
(5) 搬器は、走行部、えい索取付け部及び荷付け部からなり、材を
つり下げて主に主索の上を走行する 適切
【運材索道の索】
主索 搬器が走るレール。いちばん太い
えい索 搬器を引く索。主索の2分の1程度の直径
復索 空搬器を戻す索
【みぞ車の大きさ】
直径 索の直径の50~100倍
みぞの深さ 索の直径の1.5~2倍
小さなみぞ車で索を曲げると、索がすぐに傷みます。索の太さの何十倍も大きな車が要るのは、そのためです。
【制動機の発熱】
連続して使うと熱を持ち、効きが落ちる
そのときは水をかけて冷やすか、使用を一時休止して温度が下がるのを待ちます。丸太を当てて制動するようなことはしてはいけません。
【制動機の置き場所】
一般に、上部盤台の近くに、堅固に据え付ける
出典:林業架線作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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