機械集材装置の支柱などの作設に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
林業架線作業に関する知識 第12問
機械集材装置の支柱などの作設に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)支柱とする適当な立木がない場合は、十分な強さを持った丸太又は鋼材で人工の支柱を作設する。
- (2)支柱にする立木の枝は、支柱に登って作業するときの足場とするため、丈夫な枝の元を30cm程度残しておく。
- (3)立木を元柱又は向柱に用いる場合、ヒールを構成する2個のヒールブロックの一方にサドルブロックを、他方をアンカの固定索又は台付け索に連結する。
- (4)当て木は、支柱の回りに長さ30~40cmの割材や細い丸太などを巻き付け、支柱へのワイヤロープの食い込みを防ぐものである。
- (5)立木を支柱として使用する場合は、幹に腐れがなく、根張りのよいものを選ぶ。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
ヒールブロックは、主索を張り上げるときに使う2個一対の滑車です。一方を主索(引締索)側に、他方をアンカ側に連結して、間に索を何度も往復させ、大きな緊張力を出します。サドルブロックを連結するものではありません。
サドルブロックは、台付け索を用いて支柱に取り付け、主索を支えるための滑車です。役目も取付け方も別のものです。
【取付けに使う索】
ガイドブロック 台付け索で支柱に取り付ける
サドルブロック 台付け索で支柱に取り付ける
作業索、固定索、連結索ではありません。台付け索と覚えます。
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【ほかの選択肢】
(1) 適当な立木がない場合は、十分な強さを持った丸太又は鋼材で
人工の支柱を作設する 適切
(2) 支柱にする立木の枝は、登って作業するときの足場とするため、
丈夫な枝の元を30cm程度残しておく 適切
(4) 当て木は、支柱の回りに長さ30~40cmの割材や細い丸太などを
巻き付け、ワイヤロープの食い込みを防ぐ 適切
(5) 立木を支柱に使う場合は、幹に腐れがなく、根張りのよいものを
選ぶ 適切
【当て木】
長さ30~40cm程度の割材や細い丸太を、支柱の回りに巻き付ける
索が直接幹に食い込むのを防ぎます。10cmと書いた選択肢が別の回に出ますが、短すぎます。また、針葉樹でも広葉樹でも必要です。樹種で要る要らないが決まるものではありません。
【枝を30cm残すわけ】
登り降りの足場になる
根元から切り落とすと、取り付いて作業する足がかりがなくなります。ただし、索に当たるところの枝は落とします。
【樹上での作業】
はしご、木登り器などを使う
要求性能墜落制止用器具等を使用する
【支柱に選ぶ立木】
根張りがしっかりしている
幹に腐れがない
かかる力を負担できる太さがある
出典:林業架線作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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