機械集材装置による集材の作業などに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
林業架線作業に関する知識 第16問
機械集材装置による集材の作業などに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)荷外し作業は、荷が着地して安定し重錘に打たれるおそれがないことを確認した後、合図をして荷に近づく。
- (2)集材架線のスパンが長い場合の集材作業では、一般に、主索直下の区域を集材した後、元柱から先柱に向かって横取りをする。
- (3)横取り作業でガイドブロックの位置や向きを直すためにやむを得ず作業索を手で持つときは、索を十分緩めさせた後、そのガイドブロックから1m以上離れた箇所を握る。
- (4)荷を降ろすときの集材機の運転は、荷降ろし場所の手前で搬器の速度を緩め、作業者が待避したことを確かめた後、合図に従って荷を降ろす。
- (5)全幹原木を数本まとめて一点吊りする場合は、原木の一部がスリングロープから外れることにより発生する危険を防止するため、盤台にカスリを設ける。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
スパンが長い集材架線では、一般に先柱から元柱に向かって、すなわち遠いほうから手前へ横取りを進めます。元柱から先柱へではありません。
【遠いほうから手前へ進めるわけ】
手前を先に片付けると、その上を何度も荷が通ることになる
奥から順に寄せていけば、集材の距離が少しずつ短くなり、すでに集材した区域を荒らさずに済みます。
【ほかの選択肢】
(1) 荷外し作業は、荷が着地して安定し、重錘に打たれるおそれが
ないことを確認した後、合図をして荷に近づく 適切
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(3) 横取り作業でガイドブロックの位置や向きを直すためにやむを
得ず作業索を手で持つときは、索を十分緩めさせた後、その
ガイドブロックから1m以上離れた箇所を握る 適切
(4) 荷を降ろすときは、荷降ろし場所の手前で搬器の速度を緩め、
作業者が待避したことを確かめた後、合図に従って降ろす 適切
(5) 全幹原木を数本まとめて一点吊りする場合は、原木の一部が
スリングロープから外れる危険を防ぐため、盤台にカスリを
設ける 適切
【作業索を手で持つとき】
索を十分緩めさせてから
ガイドブロックから1m以上離れた箇所を握る
索が動き出せば、ブロックに指を巻き込まれます。30cmでは近すぎます。別の回に30cmと書いた選択肢が出ます。
【荷に近づく前に確かめること】
荷が着地して安定していること
重錘に打たれるおそれがないこと
荷が揺れているうちは近づきません。合図をしてから近づくのが手順です。
【カスリ】
盤台に設ける、荷を受け止めるための丸太や仕切り
数本まとめて一点でつると、着地のときに一部がばらけます。転がり出すと止められないので、受けを作っておきます。
【荷外しの手順】
① 荷が完全に止まったことを確かめる
② 合図をして近づく
③ 荷を外す
④ 合図をしてロージングブロックを巻き上げる
⑤ 積込みなどの作業に移る
ロージングブロックを上げてから次の作業に移ります。頭の上に吊り物が残っているうちは動きません。
【荷掛け用ロープの点検】
毎日、作業に先立って行う
出典:林業架線作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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